「これって誰基準?」タレ袋の表示を信用できない男が描く日常の小さな疑念【作者に聞く】
東京ウォーカー(全国版)
哀愁漂うタッチの漫画でサラリーマンの日常を発信している漫画家の青木ぼんろさん(
@aobonro
)が、働く誰もが経験するシーンを漫画化し、多くの共感を呼んでいる。本稿では青木さんのサラリーマン生活を描いた漫画「恐らく誰の人生にも影響を及ぼすことはない僕のサラリーマン生活」から、「タレ袋」を紹介する。
醤油袋が爆発 白いニットが染まる惨事
この作品が生まれたきっかけは、「『どこからでも切れます』と表示されていても『本当か?』と思いたくなるようなタレ袋に出合ってしまったときだ」と青木さんは語る。「これ何か基準があるのか?」「適当に表示してないか?」という疑念を持ったことが、漫画を描く動機になったという。
タレ袋が切れずに悪戦苦闘した失敗エピソードを尋ねると、多くの人が一度は経験したことがあるであろう惨事を明かした。お寿司の醤油袋を開けようとしたときに醤油が「チッ」と飛び出し、白いニットが醤油色に染まってしまったという。
日常のすべてを鵜呑みにしない
青木さんは、この記事の読者に向けて「信用しすぎるな」というメッセージを伝えたいという。
「言われたこと、提示されたことをすべて鵜呑みにするのではなく、常に疑念の目を持つことが大切だと思っています。それは、人や国、政治にしても同じなので、僕のエピソードを通して伝わったらよいなと思います」と語る。
タレ袋一つとっても、その表示を信じるかどうか。日常を少し疑ってみることで、いつもの景色も違ってわかるかもしれない。青木さんは今後も、“恐らく誰の人生にも影響を及ぼすことはない”けれど、どこか一大事にも感じるサラリーマン生活の光景を漫画で描き続けるという。
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取材協力:青木ぼんろ(@aobonro)
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