「産まなきゃよかった」毒母の言葉に深く傷ついた放置子の娘…夜に家を飛び出した少女の心の叫び【作者に聞く】

東京ウォーカー(全国版)

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「私が放置子だった頃の話」01画像提供:山野しらすさん

SNSやブログを中心に実話に基づいた漫画を公開している山野しらすさん(@shirasu00mori)。2024年6月まで投稿していた『私が放置子だった頃の話』は、知人の実体験を基に描かれ、話題を集めている。今回は、放置子が母の言葉に深く傷ついたエピソードを紹介するとともに、2児の母でもある山野しらすさんに「産まなきゃよかった」と言う母親の言動などについて聞いた。


「あんたなんて最悪だわ」…母の残酷な言葉と娘の絶望

02画像提供:山野しらすさん

03画像提供:山野しらすさん

04画像提供:山野しらすさん

05画像提供:山野しらすさん


母親は、しおりちゃんが不倫相手の息子よりもいい高校に入ることを望み、塾に通わせていた。しかし、しおりちゃんが小学校5年生の頃、母は不倫相手の息子が野球の試合でレギュラーになったことに嫉妬。しおりちゃんを見て「あんたなんて女だし、あのクソ夫の子だし最悪だわ」「産まなきゃよかった。そしたら離婚もできるのに」と言い放った。

自分の存在を否定されて深く傷ついたしおりちゃんは、涙を流しながら無意識に近くにあったカミソリを手に取ってしまう。しかし、母親は娘を心配するどころか「あんたに何かあって親戚に怒られるのは私なんだからね」と、自分のことばかりを口にした。

そんな母親に絶望したしおりちゃんは、夜遅くにも関わらず家を飛び出す。いつも通う塾を訪ねると、パパ先生とママ先生は何も聞かずに優しく受け入れてくれた。安堵したしおりちゃんは泣き出し、「小さいころからずっと邪魔者扱いされてきた。私なんていない方がいい」などと胸の内を話すと、先生たちはひたすら慰めた。

その晩は先生の家に泊まったしおりちゃん。翌朝、ランドセルを取りに家に帰るが、このあと予想外な展開が待ち受けていた。

「社会として導く存在が必要」作者が語る救いの場


しおりちゃんに「産まなきゃよかった」と言う母親について、山野しらすさんは「母親も人間なので、100歩譲ってそんな風に思うことがあっても仕方がないとは思うが、それを本人の前で口に出すのはあまりにもひどいと思います。そのときのしおりちゃんの気持ちを思うとあまりにもつらいです」と、厳しい意見を述べた。

パパ先生とママ先生との出会いでしおりちゃんの人生が変わり始めた点については、「この出会いがなければ、恐らく彼女の人生は全く違うものになっていましたよね。先生たちに出会えて本当によかったなと思います。一方で、個人ではなく社会としてこのように子どもを導く存在や場所が用意されるべきだなとも感じます」と、ヤングケアラーや放置子を取り巻く社会への提言も行った。

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