「お客様は神様」なんていない…!日本ではありえない海外の雑な対応に、メンタルを削られる日々【作者に聞く】
東京ウォーカー(全国版)
海外旅の醍醐味の一つと言えば、そこでしか得られない体験や光景を求めるもの。けれど、いつでも劇的なエピソードや、うれしいことばかりに出くわすわけではない。
漫画家の五箇野人さん(
@gokayajin
)は、『海外 縁にまかせて歩くだけ。』や、『つかれたときに読む海外旅日記』など、海外での体験を描き人気を博している。そんな五箇野人さんの人気漫画シリーズが『そんな日もある。』だ。
「喜、楽」の旅日記から一転!「怒、哀」を意識した新シリーズ
これまでの海外旅日記シリーズが五箇野人さんならではの視点や思いがけない「喜、楽」の体験を描いてきたのに対し、『そんな日もある。』シリーズでは、レジの店員に長電話でほったらかしにされたり、宿泊者同士の距離が近いドミトリーで自分だけ蚊帳の外に置かれてしまったりと、がっかり・しょんぼりしてしまうような小さな出来事を淡々と描いている。
この新シリーズを立ち上げた想いを五箇野人さんは「今までの旅日記では喜怒哀楽でいうと『喜、楽』をずっと描いてきたので、『怒り』『哀しみ』というと大げさですが、『怒、哀』を描けないかなと以前から考えていて、今回のような形に落ち着きました」と語った。
「優しい雰囲気のカラー」と「少ないセリフ」で描くバッドエンド
蚊帳の外に置かれてしまったり、運悪く並び直しになったりなど、まさに「そんな日もある」と言いたくなるエアポケットのような体験が描かれている本作。制作の違いや難しいポイントについて尋ねた。
「軽いエピソードですが一応バッドエンドなシリーズですので、優しい雰囲気のカラーにして暗くなりすぎないようにしつつ、1ページにコマとセリフを詰め込む旅日記とは対照的に、なるべく少ないセリフで描きたいなと意識して進めています。いろんな面で旅日記の逆に振れたらなぁと考えています」
ちょっと貧乏くじを引いたようなエピソードでも、くすっと笑える柔らかな雰囲気を感じる本シリーズをぜひ読んでみてほしい。
取材協力:五箇野人(@gokayajin)
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