「秋元康が3年ぶりSNS投稿で号泣告白」元阪神・横田慎太郎の実話映画『栄光のバックホーム』公開3日で満席続出の異例ヒット

東京ウォーカー(全国版)

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2013年に阪神タイガースからドラフト2位指名を受け、将来を嘱望されながら21歳で脳腫瘍を発症。28歳でその生涯を閉じた横田慎太郎選手の人生を描く『栄光のバックホーム』が、2025年11月28日の公開から大きな反響を呼んでいる。

元阪神の横田慎太郎さんの知られざる軌跡を描いた映画『栄光のバックホーム』、公開3日で16万人を動員


秋元康「泣けた、泣けた」3年ぶりの755投稿が話題に——満席続出の感動現象

試写を観た秋元康さんが、実に3年ぶりとなるSNS「755」への投稿で本作への想いを綴った。

「映画『栄光のバックホーム』を観て来た。泣けた、泣けた。出演者も監督も配給のギャガのスタッフも、心から、この映画を愛しているのが伝わって来る」

そして「あなたの人生の135分をください。絶対に後悔させません」という力強いメッセージ。最後は「ありがとう、『栄光のバックホーム』。ありがとう。横田慎太郎」と締めくくられた。

こうした著名人の反応も含め、本作は公開わずか3日間で動員16万人、興行収入2億2590万円を突破——全国294館で始まった公開は、予想を上回る好スタートを切った。来場者の男女比は6:4とバランスがよく、野球ファンだけでなく、子どもからシニア世代まで幅広い層が劇場に足を運んでいる。特に目立つのが夫婦や家族連れ、カップルといった複数名での鑑賞だ。観た人が誰かに薦めたくなる、そんな作品として口コミが急速に広がっている証拠だろう。

映画レビューサイトでの評価も軒並み高水準を維持。Filmarksで★4.1、映画.comで★3.9、Yahoo!映画では★4.6という数字を記録している(2025年12月1日11時時点)。

SNSにも感動の声が相次いでいる。「生き方そのものに胸を打たれた」「人生で初めて映画で泣いた」「こんなに泣いたのは初めて。ハンカチじゃなくてバスタオルを持って行った方がいい」——横田選手の生き様が多くの人々の心を揺さぶっているのだ。

「野球してぇよ…!」21歳で脳腫瘍、それでもあきらめなかった野球への想い

本作は、横田慎太郎選手の自著『奇跡のバックホーム』と、母・まなみさんの視点から描かれたノンフィクション『栄光のバックホーム』(中井由梨子著)を原作に映画化。幻冬舎フィルム第一回作品として、製作総指揮を見城徹さんと依田巽さん、企画・監督・プロデュースを『20歳のソウル』の秋山純さんが手がけた。

2013年のドラフト会議で阪神タイガースに2位指名された18歳の横田青年(松谷鷹也)。甲子園出場は逃したものの、その才能がスカウトの目に留まり大抜擢される。持ち前の負けん気と誰からも愛される人間性で着実に成長を遂げ、2016年の開幕戦では一軍スタメンとして初ヒットを放った。しかし順風満帆に見えた野球人生は、突如として暗転する。21歳で脳腫瘍が判明したのだ。

「野球してぇよ…!」

病室で痛切な叫びをあげる横田選手。その姿を、母まなみ(鈴木京香)が優しく抱きしめる——このシーンは、予告編でも多くの人の涙を誘った。過酷な闘病生活のなかでも、彼は決して孤独ではなかった。母をはじめとする家族、恩師やチームメイトたちの懸命な支えが、彼の心を奮い立たせていく。

そして2019年9月26日、引退試合で横田選手が魅せた“奇跡のバックホーム”は人々を驚かせ、感動を呼んだ。センターからの矢のような返球——それは、病と闘いながらも最後まで野球を愛し続けた男の、魂の一球だった。だが、本当の奇跡のドラマは、その後にも続いていたのだった…。

“奇跡のバックホーム”を魅せた横田慎太郎選手


横田選手が松谷鷹也に託したグローブと想い

主演の松谷鷹也さん。横田選手との4年間を「宝物のような時間」と涙ながらに振り返った

主人公を演じる新人・松谷鷹也さんは、横田選手と同じ左投げ左打ちの元高校球児。2021年の映画化プロジェクト開始時から取材に同席し、横田選手から愛用のグローブを託されるほどの信頼関係を築いた。

「映画では、鷹也さんに僕を演じてほしい」

横田選手本人からの指名を受けた松谷さんは、福山ローズファイターズの練習生として懸命にトレーニングに励んだ。 東京国際映画祭での舞台挨拶 では「慎太郎さんと一緒に歩んだ4年間は宝物のような時間でした」と涙を流し、隣にいた鈴木京香さんがそっと背中を撫でる場面も。劇中さながらの親子の絆に、会場は温かい拍手に包まれた。

本作で松谷さんは、第50回報知映画賞新人賞を受賞。3年間の野球稽古と徹底した役作りに挑んだ真摯な姿勢が評価された。

W主演の松谷鷹也さんと鈴木京香さん。劇中さながらの親子のような温かい雰囲気で登壇


「懸命に今を生きるすべての横田慎太郎に捧げたい」

製作総指揮の見城徹さん。「74歳、人生最後のバックホームを栄光で飾れるだろうか」と感慨深く語った

横田慎太郎選手の物語を映画化するという4年越しのプロジェクト。製作総指揮を務めた幻冬舎社長・見城徹さんは、なぜここまで執念を燃やしたのか。

「74歳まで生きてきて、人生の王道は、善良で、正直で、真心と感謝があるということだと思う。圧倒的努力で正面突破した者こそが、真っ当だと思って生きてきた」

横田選手のひたむきに生きる姿、それを支える家族、引き受けたチーム、寄り添った友人たちには「小さくても本物の正面突破がある」——それをフィルムに焼き付けたかったと見城さんは語る。

「誰もが、頑張って頑張って、一生懸命やっても報われない人生を生きている。でも、その人たちに『それでいいんだよ。そのようにして生きることで人生最後に微笑むことができるんだよ』そう伝えたい」

今を懸命に生きるすべての人への応援歌——それが『栄光のバックホーム』。

野球に生き、仲間に支えられ、家族に愛されて28年の生涯を駆け抜けた横田慎太郎選手。その不屈の精神と、彼を支え続けた人々の深い愛情を描いた本作を、ぜひ大きなスクリーンで体感してほしい。

野球を愛し、野球に生きた横田選手と、彼を優しく見守り支え続けてきた母・まなみさんの姿が胸を打つ


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