知らないと恥ずかしい!?年末年始のマナーとしきたり【年賀状/お歳暮】編
東京ウォーカー(全国版)
師走に入り、なにかとバタバタするこの季節。気づいたら年末に!?なんてケースが毎年恒例な人も多いはず。今回は年末にかけて行うべき年賀状とお歳暮の正しいマナーを紹介。教えてくれたのは「NPO法人 日本サービスマナー協会」(東京都中央区)で講師を務め、日経クロスウーマンアンバサダーとしても活躍中の大浪千穂さん。相手に失礼を与えないように、正確なマナーをしっかりチェックしておこう。
つい忘れがちな年賀状のマナーとは?
自分の近況を知らせたり、お世話になった方へ感謝の気持ちを伝える年賀状。年賀状を書く際の注意点とは?
「年賀状は、新たな1年を祝う挨拶状であるため、別れや不幸を連想させる『忌み言葉』と呼ばれる言葉は使わないように。代表的な例は『去年』。『去』は『去る』を意味するので、『昨年』や『旧年』と書きましょう。そのほか、終わりやマイナスなイメージを連想させる、終・逝・倒・滅・別・壊・離・失・無・悪・嫌・負・薄・消・敗・飽・弱・切、は使用しないように注意が必要。また、年賀状では、句読点は使ってはいけません。『、』『。』は区切り、終わりを意味するので、年賀状というお祝い事の文章の中では避ける習慣があります」
上司や年配者へ出す際に覚えておきたいこと
普段お世話になっている上司や仕事の関係者にも年賀状を出すケースが出てくるはず。失礼にあたらないために気をつけるべき点は?
「年賀状には『迎春』や『謹賀新年』などの賀詞を入れるのが一般的ですが、『賀正』や『寿』などの1文字、2文字の賀詞は、『略している』とされるほか、相手への敬意を示す語が含まれていないため、目上の方には失礼にあたります。『謹賀新年』『恭賀新年』『慶賀光春』『敬頌新禧』など4文字の賀詞を入れましょう。賀詞は縦書きで。賀詞だけでなく、手書きで一言添えるのが一般的です」
上司へメールで新年の挨拶をするのはタブー?
特に若い世代の間では、年賀状を出す風習が薄れているのが現状だが、上司への新年の挨拶はしておきたい。メールで挨拶をするのは失礼にあたるのか?
「年賀状を送ると印象はよいですが、何もしないよりはメールを送っておいたほうがいいですね。送る時期は営業開始日から1月7日までに。年賀状の場合、1月7日を過ぎてしまう場合は『寒中見舞い』として送りますが、メールの場合は寒中見舞いは不要です。件名には新年の挨拶というのがわかるように。メールにおいても『忌み言葉』はNGです。一斉送信は決してしないように!」
お歳暮にもマナーがある?
お歳暮とは年末にお世話になった方への贈り物。何となく知っているものの、お歳暮にもマナーがあるのはご存知だろうか。ここからはお歳暮についてのマナーを紹介しよう。
お歳暮はどんな人に贈ればいい?予算は?
お世話になった人といっても実際誰に贈るべきか迷うもの。会社の上司?取引先?義実家には?
「誰に贈るべきという決まりはありませんが、日頃の感謝を伝えたい人。ビジネスでは取引先へ贈るケースが多いですね。会社の風習にもよりますが、同じ会社の部下が上司に贈るというのは少ないかもしれません。あとは仲人をしてくれた方、義実家などが一般的です。金額の相場は相手との関係性により変わります。近しい人であれば3000円程度、特別お世話になった方には5000円程度。高くても1万円まででしょう」
相手の好みがわからない場合、何を贈るべき…?
「誰でも消費しやすい消耗品がおすすめです。洗剤などの日用品や、調味料セット。タオルなども定番ですね。それでも選べない場合はカタログギフトでもいいですが、相手によっては『手抜き感がある』と思われてしまうかもしれないので注意が必要です。取引先に贈る場合は、会社で簡単に分けられることも考慮して、小分けされていて食べやすいアイテムを選ぶとよいですね」
喪中の場合はどうするべき?
「お歳暮は慶事やお祝い事ではなく、日頃の感謝を伝えるもの。自身が喪中、相手が喪中の場合であっても、季節の挨拶なので贈っても問題はありません。ただ、相手側が四十九日を過ぎていない場合は贈るのは避けてください。その後贈る際も、熨斗は付けずに控えめなデザインの短冊にし、白無地の奉書紙を使用しましょう」
贈ってないけど、お歳暮が届いた場合はどうする?
「基本的には不要とされていますが、お礼の電話やお礼状は必須。お返しをするときは、頂いた品物の金額と同じくらいかそれ以下の額の物を選び、のしなどで「御礼」として贈ります。その場合、お礼状と一緒に出すのはタブーとされています。お礼状を出してから、後日お礼の品を贈るようにしましょう」
年賀状もお歳暮もマナーと基礎知識を把握して相手に喜んでもらえるのがベスト!あまり堅苦しく考えず、日本の伝統を引き継ごう。
取材協力/NPO法人 日本サービスマナー協会
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