「1.9万いいね」が示す不眠の悩み…なんと救ったのはバーチャル空間だった?多くのいいねを集めた「VR睡眠」の驚くべき効果
東京ウォーカー(全国版)
現代人の多くを悩ませる不眠。ベッドに入ると翌日の仕事の不安が頭をよぎり、仕事で失敗する悪夢を見てしまう。そんな負の連鎖を断ち切る「最強兵器」として、今SNSで注目を集めているのが「VR睡眠」だ。VRユーザーの野森ノケさん(@nomori_noke)が自身の体験を描いた漫画『VR睡眠で不眠が緩和された話』には、1.9万件を超える「いいね」とともに多くの共感が寄せられている。
重いゴーグルの先に広がる、不安を癒やす癒やしの世界
VR睡眠の方法は、VRゴーグルを装着したまま眠りにつくというシンプルなものだ。ゴーグル特有の重みによる頭痛を懸念する声もあるが、野森さんはすぐに慣れたという。
仰向けで眠る野森さんの目に飛び込んでくるのは、バーチャル空間にたたずむ動物たちの愛らしい姿だ。現実の部屋から切り離され、穏やかな世界を見ながら眠ることで心理的な不安が緩和され、仕事の悪夢にうなされることもなくなった。さらに、目覚めた瞬間に視界いっぱいの「かわいい」が飛び込んでくるため、朝から活力が湧いてくるという。ただし、周辺機器の故障や落下を防ぐため、頭の周りにクッションを置くなどの工夫も欠かせない。
閉塞感の中で見つけた「なりたい姿」になれる場所
野森さんがVRChatなどのVRゲームを始めたのは、外出が制限されていた2021年ごろのことだ。「なりたい姿になって、現実ではあり得ない世界に入り込めるのがVRならではの魅力」と語る。仮想空間でありながら、その場にいる誰かと楽しさを共有できるリアルなコミュニケーションが、野森さんの心を支えてきた。
「こんな方法もあるんだ」と知ってもらえる喜び
漫画に寄せられた大きな反響に対し、野森さんは「同じ不眠に悩む方が多くて驚いた」と振り返る。健康面での課題はあるかもしれないと前置きしつつも、「こんな世界や解決策があることをいろいろな方に知っていただけてうれしい」と喜びを明かした。
現在は日常の気づきを中心に描いている野森さんだが、今後は「第三者の視点に立ったオリジナル漫画にも挑戦していきたい」と展望を語る。読者の日常に寄り添い、分かりやすく伝えることを意識した野森さんの作品は、これからも多くの人の心に寄り添い続けていく。
取材協力:野森ノケ(@nomori_noke)
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