【福岡うどん愛】グリーンカレー、炙り牛テール!“個性派讃岐”が豊富にそろう「麦衛門」

九州ウォーカー

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味だけでなくビジュアルにもこだわった多彩な創作メニューで、福岡の讃岐うどん人気を牽引する「志成」(福岡市中央区大手門)。ここで培ったノウハウを礎に、オリジナリティを加えて新たな人気うどんを誕生させる店主も多い。福岡市中央区春吉に軒を構えるうどん居酒屋「讃岐うどん 麦衛門」の店主・金森哲也さんもそのなかの一人だ。

大きな具とコシ強の麺で味わう旨辛カレーうどん


スープカレーをイメージして具材を大きくしたという、人気メニューの「ゴロゴロ野菜と骨付き鶏肉グリーンカレーうどん」


人気の「ゴロゴロ野菜と骨付き鶏肉グリーンカレーうどん」(980円)は、鶏肉やカボチャ、ニンジン、カボチャの大きな具材をトッピング。5~6種の香辛料を使って作るスープには形がなくなるまで炒めたタマネギが加えられており、程よくスパイスの効いたカレー味に仕上がっている。コシのあるうどん麺にもよく絡み、食べ応え十分だ。

【写真を見る】売切れ必至の「炙り牛テールの葱まみれうどん」。好みで加える柑橘類は、旬に応じて替えるそうだ(写真はダイダイ)


「炙り牛テールの葱まみれうどん」(980円)は1日限定5食。国産の牛テールを何時間も炊いて作るスープは、肉の旨みをしっかりと感じられるほどコクがあるのに全部飲み干せるほどすっきりとした味わい。柔らかく煮込まれた牛テールは香りが引き立つよう炙っており、そのうえから青ネギや糸唐辛子を散らして彩りよく仕上げている。上記を含め、うどんは温冷あわせて常時23種を用意。年2回季節限定のうどんが登場するほか、全メニュー大盛りは+100円、小盛りは-50円で変更できる。

修業で培った志を礎に唯一無二のうどんを追求


「最高においしい状態で提供する讃岐うどんを好みの食べ方で楽しんでほしい」と話す、店主の金森哲也さん


店主の金森さんは「好物である讃岐うどんで自分の店を持ちたい」と「志成」で3年修業をした後、2014年7月に「麦衛門」をオープン。「志成」の志でもある「天ぷらは揚げたて、麺は湯がきたて」にこだわり、見た目も重視した「福岡や讃岐にはないうどん」を日々追求している。

飲んだ後のシメの一杯としても人気が高い「おろしぶっかけ」


「毎朝その日用意する分だけを作る」といううどん麺は、2種類の小麦を使用。独自の熟成法で丸1日寝かせ、独特のコシと喉越しをもつ麺に仕上げる。無添加ダシの素材は節や昆布など10種で、毎朝時間をかけて丁寧にとる。麺本来のコシや味を楽しみたいなら、讃岐うどんの定番メニューである「おろしぶっかけ」(500円)がおすすめだ。

種類豊富な串天や厳選酒で楽しむ居酒屋使いもOK


こぢんまりとした店内はカウンターとテーブルをあわせて11席。壁には、お酒のおつまみにもピッタリな一品メニューが多彩にそろう


柳橋連合市場などから仕入れる山海の幸を、バラエティに富んだ一品料理で楽しめるところもこの店ならではの魅力だ。串天は1本130円~からで20種以上を用意。アジやカキ、タケノコなど旬の味覚を使った逸品もある。

入口横の黒板に毎日掲出される「本日の日本酒」は、店主が厳選した銘柄5~6種を常時そろえる


幅広い客層に対応できるよう、味わいの異なるものを常時5~6種用意するという「本日の日本酒」は1杯600~650円。高知県・酔鯨のしぼりたてや北海道・男山の道産米純米大吟醸など、銘酒がメニューに登場する日もあるそうだ。“最上のおいしさ”にこだわった店主自慢の讃岐うどんを、ランチやディナー、シメの一杯でぜひ一度味わってほしい。

ホテルニューオータニ裏手に佇むうどん居酒屋。“福岡の台所”として知られる柳橋連合市場から徒歩圏内の場所にある


【九州ウォーカー編集部/文=西田武史(シーアール)、撮影=長崎辰一】

西田武史(シーアール)

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