お正月休みに見たいNetflix最新配信作5選!『ルックバック』や『オッペンハイマー』『ひゃくえむ。』などそれぞれの見どころを紹介

東京ウォーカー(全国版)

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年末から年始にかけて、Netflixではさまざまな話題作が新たに配信されている。今回は、過去に話題になった作品から、配信開始時点で劇場での上映も続いている人気作品まで、年末年始に見るのにおすすめなNetflix最新配信作を5つ紹介。それぞれの特徴と見どころを解説しよう。

『ルックバック』などNetflix最新作5作品を紹介


『ルックバック』

最初に紹介するのは、2025年12月25日からNetflixで配信されているアニメ映画『ルックバック』だ。現在、劇場版も上映されている『チェンソーマン』などで知られる藤本タツキさんの同名漫画が原作。自信家の藤野と引きこもりの京本が学級新聞の四コマ漫画をきっかけに出会い、競い合い、やがて喪失を経験しながらも前に進む姿を描いた青春ドラマとなっている。

監督・脚本・キャラクターデザインは、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』や『借りぐらしのアリエッティ』など、さまざまな作品で主要スタッフとして携わってきた押山清高さんが務め、藤野役は河合優実さん、京本役は吉田美月喜さんが務める。なお、2026年には『万引き家族』などで知られる是枝裕和監督による実写映画化も予定されている。

【写真】漫画を描くことへのひたむきな思いが詰まったアニメ映画『ルックバック』


見どころは、評価される喜びと才能への劣等感、努力が必ずしも報われないという現実が、時間をかけて静かに積み重なっていくさまを、台詞を極力抑えつつ、間や視線の動き、季節や環境の変化といった映像表現で丁寧に描いている点だ。登場人物の感情がより生々しく伝わり、観る側の想像力を強く刺激する演出となっている。

創作に向き合う人の痛みや葛藤、そしてそれでも手を動かし続ける希望を真正面から描いており、「何かに熱中した経験」のある人ほど、過去の記憶や当時の熱量が自然と思い起こされるだろう。また、物語の転機となる“衝撃的な事件”の後の展開も必見だ。最後まで見終えたとき、きっと「ルックバック(=振り返る、回想する)」というタイトルの意味を考えさせられるはずだ。

『オッペンハイマー』

次に紹介するのは、2025年12月28日からNetflixで配信されている映画『オッペンハイマー』。原子爆弾の開発を主導した天才物理学者J・ロバート・オッペンハイマーの栄光と葛藤を描く伝記ドラマで、第二次世界大戦下、国家的使命として進められたマンハッタン計画の成功と引き換えに、彼が背負うことになった倫理的苦悩や孤独を描いている。

監督は、『インターステラー』などで知られるクリストファー・ノーランさんで、主演はノーラン監督作品の『インセプション』や『ダンケルク』などにも出演したキリアン・マーフィーさんが務める。

映画『オッペンハイマー』


見どころは、J・ロバート・オッペンハイマーという一人の人物を中心に描かれた、原子爆弾の開発という歴史的な出来事の裏側にある科学と倫理、個人と国家の複雑な関係性を描いた点だ。時間軸を複雑に交錯させながら、オッペンハイマーの科学者としての冷徹な合理性と、爆弾の破壊力がもたらす無数の命を奪う現実を描き、その選択の重さを訴えかけている。

また、ノーラン監督作品は映像美と音楽の使い方も特徴だが、今作でも物語へ引き込む演出が多くなされているほか、重苦しいテーマに合った重低音が視聴者を飲み込んでいく作りとなっている。単なる歴史ドラマを超え、完成度の高い映像作品として、戦争と平和、倫理と科学のジレンマを問いかける作品だ。

『ひゃくえむ。』

続いて、2025年12月31日からNetflixで配信されたアニメ映画『ひゃくえむ。』を紹介。「100メートル走」というシンプルな競技に人生を懸ける人間たちの情熱と執念を描いた作品で、走る才能に恵まれたトガシと、トガシとの出会いで100メートル走にのめり込んでいく小宮が「走ること」を通してぶつかり合い、そして成長していく物語だ。

原作は、『チ。 -地球の運動について-』で知られる魚豊さんの同名漫画。監督は国内外の多数の映画賞で高い評価を受ける岩井澤健治さんで、トガシ役は松坂桃李さん、小宮役は染谷将太さんが務める。

アニメ映画『ひゃくえむ。』


見どころは、リアルに描かれた陸上競技の世界と、「100メートル走」にすべてを懸ける選手たちの熱量だ。一握りの人間だけが生き残ることができ、“勝ったことで得たものは負けることで失われる”厳しい世界で、努力と挫折が垣間見えるさまざまな人間ドラマが描かれる。そして、疾走感あふれる演出と息遣いまで伝わる緊張感によって、100メートルの10秒間ではきっと息を止めてしまうだろう。

かつての友と再び並んで100メートルを走るラストシーンで、「なぜ走るのか?」に彼らがどんな答えを出すのか、その姿を見届けよう。なお、一部劇場では現在も上映が続いており、12月26日からは入場者プレゼントの再配布も行われているため、気になる人は劇場に足を運ぶのもおすすめだ。

『怪物』

2026年1月1日(祝)からはNetflixで映画『怪物』が配信。『万引き家族』などで知られる是枝裕和監督が手がけたヒューマンドラマで、息子が学校でトラブルに巻き込まれていると感じたシングルマザーが学校に疑問を抱くところから物語は始まり、徐々に大きな騒動へと発展していく。教師や子どもなど複数の視点からひとつの出来事を描き、「真実」と「思い込み」の危うさを浮かび上がらせた作品だ。

シングルマザー役を安藤サクラさん、中心となる2人の少年を黒川想矢さんと柊木陽太さんが演じたほか、永山瑛太さん、高畑充希さん、角田晃広さん、中村獅童さん、田中裕子さんなどがキャスティングされている。

映画『怪物』


見どころは、単なる喧嘩に見えた出来事が、主張の食い違いによって徐々に大事になっていく構成だ。母親、教師、子どもという異なる立場の視点から描くことで、別の視点では見えなかった、全く違う物語が見えてくる。

また、説明的な台詞に頼らず、表情や間、沈黙で感情を伝える演出により、子どもたちの純粋さや不安、残酷さが生々しく描かれている。作品を通して、誰しも無意識に偏見を持っていること、そして常識や善意ですら人を傷つけてしまうことがあるという現実を見つめながら、タイトルにもなっている「怪物」とは何なのか、自分なりの答えを探してみよう。

『今夜、世界からこの恋が消えても』

同じく2026年1月1日(祝)からは映画『今夜、世界からこの恋が消えても』も配信。原作は一条岬さんの同名小説で、事故の後遺症で「眠ると記憶がリセットされてしまう」病を抱える少女・日野真織と、彼女と出会った少年・神谷透が織りなす切なくも温かなラブストーリーだ。

真織は毎日の日記を頼りに自分の人生をつなぎとめ、透はその一日一日を大切に積み重ねるように彼女と向き合っていくが、限られた時間と翌日には忘れられてしまうかもしれない恋という設定によって、恋の瑞々しさと喪失の痛みを鮮烈に描いている。監督は『ソラニン』や『フォルトゥナの瞳』などで知られる三木孝浩さん、神谷透役はなにわ男子の道枝駿佑さん、真織役は福本莉子さんが務める。

映画『今夜、世界からこの恋が消えても』


見どころは、丁寧な映像表現によって描かれた、一日で記憶が消える真織と、関係性を毎日築き直さなければならない透の不均衡な関係性だ。相手を想うとはどういうことか、見返りを求めない優しさとは何かを浮き彫りにし、透の選択と覚悟に自然と感情移入していくことだろう。

また、日記や約束といった「記憶を補う仕掛け」が“忘れても残る想い”を強く印象づけている。記憶障害をテーマにした恋愛映画は多いものの、丁寧な脚本、音楽、映像によって新しい純愛映画へと昇華されており、見終えたあとも深く静かな余韻が続くはずだ。

※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

(C) 藤本タツキ/集英社 (C) 2024「ルックバック」製作委員会
(C)Universal Pictures. All Rights Reserved.
(C)魚豊・講談社/『ひゃくえむ。』製作委員会
(C)2023「怪物」製作委員会
(C) 2022「今夜、世界からこの恋が消えても」製作委員会

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