『変な家』…?キッチン裏の謎の空間、二重の壁。一見普通に見える家が「事故物件」より怖いワケ【作者に聞く】
東京ウォーカー(全国版)
YouTubeで爆発的な話題を呼び、映画も大ヒットを記録した雨穴さん原作『変な家』のコミカライズ版を紹介。本作は、オカルトライターが手にした一枚の「間取り図」から始まる物語で、設計士・栗原が指摘したキッチン裏の「謎の空間」や、窓のない「子ども部屋」の違和感が、やがて恐ろしい真実を炙り出していく。作画を担当する漫画家・綾野暁さんに、制作の裏舞台を聞いた。
「ホラーではない」からこそ怖い。間取り図に潜むリアリティの塩梅
原作が大ヒットしている中、作画担当の座を公募で射止めたという綾野さん。「記念受験のような気持ちだった」と振り返るが、その描写力は読者を深く引き込んでいる。
作画にあたって綾野さんが最も意識しているのは、「不気味には描くが、ホラーにはしないこと」だという。過剰な演出で恐怖を煽るのではなく、日常に溶け込む「違和感」を丁寧に拾い上げている。特に第8話に登場する「三軒目の家」の見開きシーンについては、ありそうなリアリティの「いい塩梅」で描けたと自負する。一見普通に見えるからこそ、真相に近づくにつれ、間取り図が「気持ち悪いもの」へと変貌していく。
雨穴さんの雰囲気を崩さない。年齢性別不詳の主人公と「謎の男」
キャラクターデザインにおいても、原作者・雨穴さんが持つ独特の空気感を損なわないよう細心の注意が払われている。年齢も性別も不詳として描かれる主人公のデザインは、雨穴さんの雰囲気をベースに工夫を凝らしたものだ。
ミステリーとしての面白さはもちろん、独特のキャラクター造形も本作の魅力である。綾野さんが「描くのがシンプルに難しい」と語る設計士・栗原の活躍や、時折挟まれるコミカルな演出も見逃せない。
間取り図に隠された殺意、そしてかつての住人が送っていた奇妙な生活の断片。一度読み始めれば、二度と「家」という空間を同じ目で見られなくなるかもしれない。
取材協力:綾野暁(作画担当)
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