【詳細レポ】ついにオープン!横浜の街を見渡す拠点へ。「OMO5横浜馬車道 by 星野リゾート」に泊まってみたくなる理由
東京ウォーカー(全国版)
2026年1月にオープンした「OMO5横浜馬車道(おも) by 星野リゾート」は、横浜・馬車道エリアに誕生した街ナカホテル。観光や食事を目的に訪れる人にとって、拠点として使いやすい立地にある。館内は46階以上の高層階に広がり、回廊を歩きながら横浜の街や港を見渡せるつくり。みなとみらいや関内、馬車道といった街の広がりはもちろん、遠く富士山までを一望できる点も、このホテルならではの特徴だ。
そんな、港町の中心にありながら、視界がひらけた環境で過ごせる「OMO5横浜馬車道 by 星野リゾート」。今回は、横浜滞在の選択肢を広げてくれる最新ホテルの魅力を、まるごと紹介!
泊まるだけじゃない。街と一緒に楽しむ「OMO」ブランド
「OMO」は、星野リゾートが展開する街ナカ型ホテル。「テンションあがる『街ナカ』ホテル」をコンセプトに、都市観光を楽しむ人の滞在を支えるブランドだ。
星野リゾートの独自調査によると、都市型ホテルの利用者の宿泊目的が、ビジネスだけでなく、観光や私的滞在が多いことが判明したそう。一方で、街歩きを楽しんだあと、ホテルに戻ると気分が切り替わってしまう。「OMO」ブランドは、そうした声をきっかけに、旅のテンションを上げ、街を楽しみ尽くすための拠点として誕生した。
特徴的なのが、街全体を滞在のフィールドと捉える「Go-KINJO(ご近所)」という考え方だ。館内にはスタッフおすすめの店やスポットをまとめた「ご近所マップ」が用意され、夕食後の時間を楽しむための「ローカルリズムナイト」も展開されている。ホテルの中だけで完結させず、街で過ごす時間まで含めて、滞在を組み立てていくスタイルが「OMO」ブランドの軸になっている。
「OMO5横浜馬車道」という新しい横浜の拠点
「OMO5横浜馬車道」は、横浜北仲ノットの46階から51階に位置する。馬車道エリアの中心にありながら、高層階に広がる眺めを日常の延長として取り込める点が、このホテルの特徴だ。
コンセプトに掲げるのは「360°天空のボヤージュ」。館内には、回廊式のパブリックスペース「OMOベース」があり、建物を一周しながら横浜の景色を見渡せる。港側には横浜港やみなとみらい、街側には関内や馬車道の街並みが広がり、遠くには富士山も。立ち止まる場所によって視界が少しずつ変わっていく。街で過ごしたあと、ふらりと戻って景色を眺める。その流れが、特別なイベントではなく日常の延長として組み込まれている。
今後、横浜・関内エリアにはフルサービス型の「OMO7横浜」が開業予定だが、「OMO5横浜馬車道」は、より自由度の高い使い方がしやすい立ち位置にある。決まった過ごし方に沿うというより、街とホテルを行き来しながら、自分のペースで横浜滞在を組み立てられる拠点として位置づけられている。
地上154メートルで港町を一周する感覚。横浜滞在がちょっと楽しくなる理由
46階に広がる回廊式のパブリックスペース「OMOベース」は、このホテルの中心となる場所。建物を一周できる構造で、港側から街側まで、横浜の景色を360度見渡せる。ここは、パブリックスペースとして宿泊者以外にも解放されている。
「OMOベース」の回廊では、誰もが必ず窓から外を眺めてしまうはず。みなとみらいの高層ビル群や横浜港の向こうに広がる東京湾や房総半島。反対側に目を向ければ、関内や馬車道の街並みが続き、歩く場所ごとに港町ヨコハマの表情が少しずつ変わっていく。
海側には「Bay View Deck(ベイビューデッキ)」、夜景を楽しめる場所として「Night View Deck(ナイトビューデッキ)」も設けられており、朝と夜で立ち止まりたくなる場所が自然と変わる。どこか一点を目指すというより、回りながら横浜を見渡す。そんな使い方がしっくりくる空間だ。
そして夜が深まるころは、「ローカルリズムナイト」をぜひ楽しんで。
「夜景じかん自販機」は、チェックイン時にもらうコインを使って自販機のボタンを押すと、その夜の過ごし方がカードで提案される仕組みだ。テーマが書かれた箱は「Sweet」や「Play」、「Muscle」など全5種類。どれを選ぶか少し迷いながら、自分の気分に近いものを探す時間も、ワクワク楽しい。
箱の中に入っているのは、夜景を楽しむためのちょっとしたヒント。おすすめの音楽やドリンク、目の前に広がる景色の見どころなどがカードにまとめられていて、「どう過ごすか」をユニークに提案してくれる。パブリックスペースで夜景を眺めるのもいいし、客室に持ち帰って照明を落とし、自分だけの夜景時間をつくるのもあり。夜をどう使うかを決めるきっかけに。
やがて始まる「天空のナイトパーティー」は、往年の豪華客船で行われていた催しから着想を得た、宿泊者向けの夜のイベント。会場にはセルフカクテルバーが用意され、グラスを片手に、それぞれのペースで夜の時間が始まっていく。
そして、レトロなダンスミュージックに合わせミラーボールが輝き出すと、運試し感覚で参加できる「ラッキードロータイム」がスタート。このゲームは、横浜の観光スポット名がデザインされたカードを1枚選び、抽選に当たるとプレゼントをゲットできるといった演出。寝る前のひとときを、ただ終わらせずに楽しむための時間が用意されている。圧倒的な眺望、船旅を思わせる世界観、そして参加型の仕掛けが重なることで、夜景を見る時間そのものが少し特別な体験へと変わっていく。
ちなみに、パブリックな「OMOベース」にある、4つの「Play Zone」や「シアタールーム」、「フィットネスジム」は宿泊者なら無料で利用できる。
横浜に泊まる気分が高まる、船モチーフの空間
館内は、豪華客船を思わせるモチーフでまとめられている。フロントは操舵室をイメージしたつくりで、マリンライトや「OMO」の文字が入った浮き輪など、港町らしいモチーフがあちこちに。ホテルに戻ってきた瞬間から、視界に入る小物や照明が、横浜の港町らしい気分をそっと盛り上げてくれる。
もちろん、その雰囲気は客室にも反映されている。「デラックスツインルーム」などの客室は、船のキャビンをイメージしたデザイン。帆を思わせる三角形のクッションや、革のストラップで支えられたヘッドボード、真鍮色のレールなど、船旅を連想させるモチーフが控えめに取り入れられている。
暮らすように泊まれるアパートメントホテル
長期滞在なら、「今日は外で食べる日。今日は部屋でゆっくりする日」そんな選択を、その日の気分で決められるのが、「OMO5横浜馬車道」のアパートメントスタイルだ。全175室すべてにキッチンと洗濯乾燥機を備えた、星野リゾートとしては初のアパートメントホテル。地上154メートルの高層階にいながら、タワーマンションの一室に滞在しているような感覚で過ごせる。
「OMO」といえば、これまではスタッフが街を案内する「ご近所ツアー」の印象が強かったが、ここでは少しスタンスが変わる。館内に用意された「ご近所マップ」を見て、気になる店でテイクアウトをしたり、スーパーで食材を手に入れ部屋で調理することもできる。そして、景色を眺めながら食事を楽しむ。
外で過ごす時間も、部屋で過ごす時間も、さまざまなスタイルで過ごせる拠点となっているのも魅力のひとつ。
過ごし方で選ぶ、2つの客室タイプ
「デラックスツインルーム」は、短い滞在から連泊まで対応しやすい、機能的なつくり。船旅をテーマにした空間らしく、客室にも「天空のボヤージュ」を感じさせるデザインが取り入れられている。全室にキッチンと洗濯乾燥機が備わっているため、旅の途中でも洗濯を済ませたり、軽く食事を用意したりと、気負わずに過ごせるのもポイントだ。
そして、「OMOハウス コーナースイート」は、より滞在型の使い方を想定した客室。キッチンや洗濯乾燥機を活かして、グループで集まって食事を楽しんだり、2人で暮らすように過ごしたりと、滞在スタイルに合わせた使い分けができる。47階から51階の高層階に位置する客室では、横浜の景色をプライベートな空間から楽しめるのも、このホテルならではだ。
横浜滞在の新しい選択肢「OMO5横浜馬車道」
高層階のパブリックスペースや全室キッチン付きの客室など、これまでの「OMO」ブランドとは少し違う使い方ができる点も特徴の「OMO5横浜馬車道 by 星野リゾート」。
街を歩いて、食べて、戻ってきたあとも、過ごし方の選択肢が残っている。その自由さが、初めて訪れた街でも迷うことなく快適な滞在にしてくれる。次に横浜に泊まるなら、滞在の拠点として選んでみてはどう?
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取材・文・撮影 = 北村康行
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