モンブランだけどカキ氷!?ほうじ茶×ミルク×マロンの新感覚スイーツに注目

九州ウォーカー

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2016年の春に唐人町に開業して話題を呼んだかき氷専門店が、満を持して2店舗目を2017年11月に天神エリアにオープンさせた。冬にも関わらず、店内は多くの人でにぎわいをみせる。その人気の理由を探ってみた!

71年の歴史を誇る「おいしい氷屋」の絶品かき氷


「おいしい氷屋」は、唐人町商店街にオープンしたかき氷専門店の2店舗目で、創業71年を誇るメーカー・九州製氷が手掛ける。氷を知り尽くした製氷会社が作るかき氷は、自社工場で72時間かけて凍らせた“博多純氷”を使用。ほかにも、熊本・阿蘇産の牛乳を使った自家製ミルクやてんさい糖で煮詰めた筑紫野産のあまおう、八女にある「星野製茶園」の八女抹茶など、九州産の食材にこだわる。

外からでも店内が見えるガラス張りのオシャレな店構え


味わえるメニューは全14種あり、スタッフが200杯以上食べ歩いたのちに試行錯誤して完成させた。一番人気の「苺みるく」や「おいしいきなこ」(各750円)などのレギュラーメニューもいいが、かき氷の創作メニューも捨てがたい。特に「抹茶のマスカルポーネ」や「チョコレートスノー」(各800円)、そして「ほうじ茶モンブラン」がオススメ。今後は、ホワイトデーなどのイベントタイミングで限定メニューも販売する予定だ。

白と木目を基調とした四季を感じさせないシンプルな店内は、コーヒーショップのような佇まい


かき氷!?


かき氷類は、すべて氷をすくいやすい専用のスプーンで堪能する


創作メニューの一つ「ほうじ茶モンブラン」(800円※4月までの限定販売)は、ふんわりとしたかき氷に甘めのミルクとマロンクリームが見事にマッチする。ほうじ茶の香ばしさが口いっぱいに広がる。

かき氷を作る工程も必見!


熟練の技術で氷を形よくのせていく


凍らせる過程で白濁の原因となる水中の空気や不純物を数回に分けて取り除き、混じりっけのない透明で良質な氷を作る。また、ほうじ茶モンブランができあがる過程にも注目。氷、ほうじ茶ソース、ミルク、ほうじ茶クリームを一つの工程とし、2セットを繰り返して形を作る。仕上げにマロンクリーム、ほうじ茶の粉末、栗をかけると完成。1杯のかき氷に使う氷は約300gで、高さは12cmほど。

ほうじ茶とバニラアイスを器の底に入れる


ほどよく形が整ったら甘めのほうじ茶ソースをかける


マロンクリームをかき氷の頂上からかけると完成は間近


ほうじ茶パウダーをふり、最後にハチミツに漬けたマロンを上に置くとできあがり


【写真を見る】モンブランのかき氷には、国産のほうじ茶クリームとパウダー2種を使う


かき氷のほかにも、ドリンクメニューを5種ラインナップする。おすすめは、焙煎世界大会の2013世界チャンピオンのローストマスターが営む大野城市「豆香洞」の豆を使った「ブレンドコーヒー」(350円)。濃いめに淹れたコーヒーは、甘いかき氷と相性抜群だ。

[おいしい氷屋 天神南店]福岡市中央区渡辺通5-14-12/092-732-7002 / 11:00~19:00 / 月曜休み(祝日の場合翌日) / 30席(禁煙)

【九州ウォーカー編集部/文=川合知也(シーアール)、撮影=菅 祐介】

川合知也

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