兄が急死…忘れ形見の姪っ子を引き取ることに。金髪ヤンキー男子高校生が挑む「涙の子育て」【作者に聞く】

東京ウォーカー(全国版)

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金髪に鋭い眼光、周囲からは不良だと陰口を叩かれる高校生・夏音(なつね)。そんな彼のもとに、ある日突然、大きな運命が転がり込んできた。亡くなった兄の忘れ形見、天真爛漫な幼い姪っ子・小鳥との共同生活。

Sho-Comiにて連載中の『ヤンキーに恋と育児はムズすぎる』は、原作者・足立原ひかり( @adachihara_h )さんと、作画・小野ゆりえ( @yurieonooooo )さんのタッグが贈る、笑いと涙のハートフル子育てコメディだ。なぜ「ヤンキー」と「育児」なのか。原作者の足立原さんに、作品に込めたリアルな想いを聞いた。

「ただいま」が言えなくて「おかいま」に。実体験から紡がれる子どもの“リアル”

「ヤンキーに恋と育児はムズすぎる」01画像提供:足立原ひかりさん

02画像提供:足立原ひかりさん

03画像提供:足立原ひかりさん


本作の最大の魅力は、小鳥の言動の圧倒的なリアリティだ。それもそのはず、足立原さんにはお子さんが、小野さんには甥っ子さんがおり、日々の観察が物語に息を吹き込んでいる。

小鳥が「ただいま」を「おかいま」と言い間違えたり、拙い絵を描いたり。夏音が遊び方に困り、みんなで「お家夏祭り」を開くエピソードも、実は作者の経験談なんです。小鳥はとにかく可愛いと思ってもらえるよう、小さなコマでも常に天真爛漫にふざけているように意識しています。

強面な夏音が、小さな女の子の予想外な動きに翻弄される姿は、育児経験者ならずとも「あるある」と微笑んでしまうはずだ。

兄の死を悼む間もなく始まった、不器用な「父親役」への挑戦


物語は、夏音の兄が事故で亡くなるというショッキングな出来事から始まる。悲しみに暮れる間もなく、夏音は母と共に小鳥を育てることになった。

夏音は元々、子どもに怖がられるタイプ。最初は懐いてくる小鳥を『面倒だ』と思っていました。けれど、小鳥と過ごし、ヒロインの叶羽(かのは)に助けられながら、少しずつ『小鳥の父親役』として成長していく。周囲の人々が皆いい人に映るよう、温かい世界観を大切に描いています。

強面のヤンキーが、ミルクやおむつ、遊びに悩み、自分なりの愛情を見つけていく過程は、まさに読者が一緒に夏音を「応援」したくなる仕掛けに満ちている。


取材協力:足立原ひかり(@adachihara_h)
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