「液体塩こうじ」を世界の厨房へ!ハナマルキが「Natural Products Expo West 2026」に出展
東京ウォーカー(全国版)
家庭料理ではもはや定番となっている「塩こうじ」。約15年前に巻き起こった一大ブームを覚えている人も多いはずだ。その塩こうじが今、装いも新たに“世界の常識”へと塗り替えられようとしている。
長野県伊那市に本社を置く味噌・醸造製品メーカーのハナマルキ株式会社(以下、ハナマルキ)が、2026年3月にアメリカ・カリフォルニア州で開催された世界最大級の健康とオーガニックに関する展示会「Natural Products Expo West 2026」に出展。そこで、海外市場をターゲットにした「液体塩こうじ」の劇的なリブランディングを発表し、オーガニック先進国であるアメリカのニーズを捉えた有機認証モデルも披露された。
15年前のブームを経て、日本の伝統は世界の常識へ
日本で広く浸透している塩こうじだが、ハナマルキは独自の圧搾技術により液体化に成功し、日本を含む世界5カ国で製造特許を取得している。この技術革新により、従来の粒状タイプで課題だった焦げ付きやすさや計量の難しさが解消された。
「Natural Products Expo West 2026」の会場となったアナハイム・コンベンションセンターには、世界3600社以上が出展し、約9万人のプロフェッショナルが集結。全米の主要スーパーのバイヤーや、健康志向の料理人たちが熱視線を送るなか、ハナマルキのブースでは「液体塩こうじ」による試食デモンストレーションが行われた。
デモンストレーションでは、グランシェフの秋山隆作さんによる「液体塩こうじ」を用いたメニューの試食を提供。サーモンや野菜のグリルなどを通じて、肉をジューシーにする“軟化(Tenderizing)”、素材の味を最大化する“旨味(Umami)”、そして“臭み消し(Deodorizing)”という3つのハイブリッド効果を提示した。
試食した来場者からは「とにかくおいしい」というシンプルな感想に加え、食材ごとに異なる「液体塩こうじ」の効果に驚く声が。また、現地のレストラン経営者やシェフからは「液体なら自分たちのメニューにも自然に応用できそうだ」といった声があがるなど、利便性を備えた「SHIO KOJI」として、さらなる世界進出への可能性が感じられる。
欧米のトレンドをまとった“Clean&Minimal”な新ビジュアル
味わいだけでなく、アメリカのリテール市場への本格参入を見据えて刷新されたボトルデザインにも注目だ。欧米のトレンドを反映したシンプルでミニマルなデザインを採用し、新たなコピーとして“Cultured Umami Essence”を掲げている。
「Cultured」という言葉には、「発酵」に加え、日本の「Culture(文化)」という意味を重ねているそうだ。また、米こうじ、塩、水というシンプルな原料から、ビーガンやグルテンフリーといった多様な食習慣にも完全対応。さらに、現地の家庭でも試しやすい210ミリリットルの小容量タイプと、オーガニック需要が高いアメリカのニーズに応えた210ミリリットルの有機認証モデルを新たに投入した。
1918年の創業以来、発酵技術を磨き続けてきたハナマルキ。同社は“発酵調味料メーカーとして世界の食シーンに貢献する”というミッションを掲げている。
日本の発酵技術から生まれた「液体塩こうじ」が最新のトレンドと融合し、国境や料理のジャンルを超えて世界の食卓に安心とワクワクを届ける。老舗メーカーが仕掛けるグローバル戦略は、日本の伝統文化が世界で愛されるための新たなモデルケースとなりそうだ。
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