独身の老後資金はどうする?「婚活した方が…」の空気にウンザリした男女が行き着いた、リアルすぎる貯金相談とすれ違い【作者に聞く】
東京ウォーカー(全国版)
周囲から「彼氏いないの?」「婚活したほうがいいんじゃない?」と心配され、合コンや結婚の話題を振られ続けていた主人公の吉田。そんな空気にうんざりし、「私は彼氏なんていなくていいし、結婚も興味ない!!」「1人が楽しいの!!」と強気に言い放っていた。ところがある日、中学の同級生だった佐々木と偶然再会したことから状況が一変する。互いに“結婚しない圧”のような空気に息苦しさを感じていた2人は意気投合し、勢いのまま“結婚しない同盟”を結ぶことに。ところが、この同盟が思わぬすれ違いを生むことになる——。
勢いで結んだ“結婚しない同盟”がまさかの恋のブレーキに
同じ価値観を共有できる相手として距離を縮めていく吉田と佐々木。しかし、同盟活動を続けていくうちに、2人の心境には少しずつ変化が生まれていく。本当はお互いを意識しているのに、“結婚しない同盟”という約束のせいで身動きが取れない。両思いなのに進めないという、もどかしい状況に陥ってしまうのだ。
そんな中、なんとか気持ちを伝えたい佐々木は、なぜか「老後の計画」を話題に持ち出す。独身で生きていくなら老後資金はいくら必要か、貯金はどうするのかなど、真剣な議論が始まるのだが、吉田の心の中では「なんで老後!!」とツッコミが止まらない。一方、話を切り出した佐々木本人も「まちがえた気がする…」と心の中で泣いているという、なんともズレたやり取りが展開される。
読者からも「いや、老後も一緒にいる気満々なら結婚しろよw」「はよう結婚してくれ君たち…」といったツッコミが続出。両思いなのにすれ違う2人の関係が、もどかしくも微笑ましい作品である。
“鈍感すぎないすれ違い”を意識して描く
本作『結婚しない同盟』はSNSで公開され話題となり、その後「アルファポリス」で連載されている作品。作者は漫画家の桜月(
@k_sakurazuki
)さんだ。
男女それぞれの視点を交互に描く構成について、桜月さんは“読者がストレスを感じないすれ違い”を意識しているという。2人が鈍感すぎる展開になってしまうと読者が興ざめしてしまうため、あくまで楽しく読める程度の鈍感さやすれ違いに調整しているそうだ。
「2人とも同じようなことを考えているのに、同盟のせいで確かめることもできず両片思いですれ違っている状況を、やきもきしながら読んでもらえたらいいなと思いながら描いています」
老後資金の話から見える2人の関係
作中では、独身で生きる場合の老後資金について2人が真剣に話し合う場面も登場する。趣味にお金をつぎ込みがちな2人だが、これからは計画的に貯金し、老後も趣味を楽しめるようにしようと相談する。その流れで「貯金目標達成率の報告会をしよう」と決めるあたりも、どこかズレていてかわいらしい。
今後の更新について桜月さんは「最後をどうするかは決めているのですが、そこまでの展開を少し悩んでいることと、遅筆なせいで超不定期更新になっていてすみません。最後まで描き切る気持ちはありますので、気長に待っていただけたらと思います。がんばります!!」とコメントしている。
「私の漫画はどれも比較的短いので、時間つぶしにでも読んでいただけたらうれしいです」と桜月さん。『結婚しない同盟』を読んで気になった人は、ほかの作品もあわせてチェックしてみてはいかがだろうか。
取材協力:桜月(@k_sakurazuki)
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