「ブスにだって感情くらいあるんだよ!」美人の友達に抱く劣等感…「刺さりすぎて痛い」「泣ける」女子の本音に共感殺到【作者に聞く】

東京ウォーカー(全国版)

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あらゆる場面で美人のサキと比較され、容姿に自信のないみっちゃんの劣等感は募るばかり…。画像提供:(c)イララモモイ/サイコミ

「外見より内面が大事」と言われることは多い。しかし、もし自分の友達が“誰が見ても可愛い”存在だったらどうだろうか。イララモモイさん( @iroiro_kangae )が描いた漫画「美人はいいね」は、美人の友達と一緒にいる女性の複雑な感情をリアルに描き、「刺さりすぎて痛い」「自分に投影してしまう」とSNSで大きな共感を集めている。

可愛い友達と並ぶことで生まれる劣等感

【漫画】告白を断ったら「思わせぶり」と言われたり可愛いも大変?画像提供:イララモモイ(@iroiro_kangae)

美人はいいなぁと心の中で思いながら、彼女の愚痴を聞いてあげる友達のみっちゃん画像提供:イララモモイ(@iroiro_kangae)

アイプチなしでぱっちり二重。ノーズシャドウなしでも通る鼻筋など、美人と比較すればキリがない画像提供:イララモモイ(@iroiro_kangae)

物語の主人公は、容姿に自信がない女性・みっちゃん。友達のサキは誰が見ても可愛い完璧な容姿の持ち主で、みっちゃんにとって憧れでもあり、同時に強い劣等感の対象でもある。

みっちゃんは「可愛い子と友達」でいることが自分の価値だと思い込みながら、サキの隣に立ち続ける。しかし、異性がサキに注目するたび、どうしても自分と比べてしまう。どれだけ努力してもサキのようにはなれない――そんな思いが、みっちゃんの心を静かに追い詰めていく。

道で声をかけられることが日常のサキと、自分は声をかけられる価値のない存在だと感じてしまうみっちゃん。それでも孤独になることを恐れ、サキと距離を置くことができない。そんな複雑な心理が、多くの読者の共感を呼んだ。

みっちゃんの本音がついに爆発!

ある日、事件が起きる。サキは、みっちゃんが密かに想いを寄せていた「推しの先輩」とワンナイトしてしまうのだ。しかも、そのことを特別悪びれる様子もない。積もり積もった感情があふれ出し、みっちゃんはついに叫ぶ。「ブスにだって感情くらいあるんだよ!」

いつも自分を肯定してくれていたみっちゃんが怒ったことで、サキは初めて彼女を傷つけていたことに気づく。歪んだ友情の関係性に、読者からは「すごいわかる」「泣ける」「なんで友達でいるの?」といったコメントが多数寄せられた。

反響から感じた容姿問題の根深さ

この作品に多くのコメントが寄せられた反響について、イララモモイさんはこう語る。「この作品は、2年前にも一度投稿した作品です。今日に至るまでいろいろな機会で取り上げていただいては、さまざまな感想をいただいてきました。共感の声が一番多い印象はありますが『容姿なんて関係ない』という意見や、みっちゃんの考え方を否定する意見など、多種多様です」

さらに、「どちらにせよ、容姿の問題の根深さと、人々の容姿に対する関心の高さの現れなのかなぁ、と思っています」と語った。

実体験も作品づくりのヒントに

作品が多くの共感を集めたことについて、作者は自身の経験も影響していると明かす。「私が生活していて感じた部分に加え、SNSで自身の容姿を嘆く『愚痴アカ』の方々のつぶやきを参考にしたり、そういう気持ちを歌う楽曲、その楽曲のコメント欄なんかを参考にして作った記憶があります」

さらに大学時代には大きな変化もあったという。「私は大学に入って15キロくらいダイエットし、ファッションや化粧も変えたのですが、周りの扱いがかなり変わったなという実感がありました(笑)」。その極端な体験が、作品を描くうえでの材料にもなっているようだ。

歪んだ友情の理由とは

みっちゃんは一度怒りを爆発させたにもかかわらず、それでもサキのそばにいる。その理由について作者は「みっちゃんは結局サキの顔が好きなんですよね。誰よりも容姿に囚われているからこそ、そんなシンプルな理由で彼女から離れられないんだと思います」と説明する。

一方でサキについては「友達だと思っています。サキは本当にみっちゃんが好きなんですよね。でも、心のどこかで自分の方が男性から求められているという優越感も持っていると思います」と分析する。サキは一見完璧に見えるが、実際には少しどこか欠けた部分を持つ少女。みっちゃんだけでなく、サキも自己肯定感の低さを抱えているからこそ、あのような関係が生まれているのだという。

サキ視点の物語も描きたい

作中では「可愛いは可愛いで大変」というセリフも登場する。サキの視点から見た世界も見てみたいという読者の声について、イララモモイさんは「いつか絶対描きたいですね!構想はありますがなかなか描けていません!私の生きているうちには描きたいです」と語った。

女友達の内面をリアルに描いた本作。フィクションでありながら「現実みたい」と言われる理由は、誰もが一度は感じたことのある感情が丁寧に描かれているからなのかもしれない。

取材協力:イララモモイ(@iroiro_kangae)

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