【原作改変が起こる理由】「実写化の期待外れ」には理由があった!現場の都合を優先?漫画実写化へ一石を投じる衝撃作【作者に聞く】
東京ウォーカー(全国版)
漫画原作をドラマ化、映画化、アニメ化。1人が制作した漫画が、多くの制作者の手によって新しい形として再現される。そこで起きる改変は、どのような理由で起こるのか?のりば
(@MangaNoriba)
さんが実体験をもとに描いた漫画「なぜ〝原作改変〟は起こるのかの話」を投稿すると、Xでは144万のいいね(2026年3月17日時点)がつき、ユーザーからは「こんなことが起きているのか」「妙に納得できてしまう」と、大きな反響を呼んだ。今回は、「いったいなぜこんなことが起こるのか…」現場の実態を知るのりばさんに話を聞いた。
リアリティを持たせるための原作改変は正義!?
漫画の実写化において、ファンの期待を裏切る「改変」はなぜ起こるのかーー。漫画実写化の現場に多く関わった経験を持つ作者・のりばさんが、実写化の裏で行われる「原作脚本会議」の様子を赤裸々に描いた今作「なぜ〝原作改変〟は起こるのかの話」がSNSで注目を集めている。
「原作脚本会議」では漫画特有の設定があると、「視聴者が違和感を持つと見てもらえない」という理由で次々と調整されていく。リアリティを出すためにヒロインの言動や登場人物までもが変更され、原作者へのリスペクトが欠けた会議の実態を浮き彫りにしている。作品の終わりにはアニメ制作の現場も描かれ、実写化現場との対比が読者の笑いを誘う点も見逃せない。
「意外と一般の人々は原作改変について知らないのではないか?」と感じたことが制作のきっかけになったと、のりばさんは話す。「私は一時期『漫画の実写化』に多く関わっておりましたので、その経験をもとにお話しできることが少なからずあるのではないかと考え、今回の漫画制作に意義を見出しました。内容については、実際に私が酷いと感じた方の発言をもとに構成しております」と話してくれた。
SNSで大きな反響を呼び、「意外にもXの皆さんが『こんな酷い現場があるのか』と、驚いている様子に私自身が驚きました」とのりばさんは明かす。「もちろん、仕事がしやすい現場もありますが、昭和の時代の価値観がそのまま残っている現場もあります。それと同時に、Xの皆さんの創作に対する多大な愛情を強く感じました。日本の漫画やアニメがこれほど強いのは、こうした支えている方々の存在のおかげだとあらためて感じました」と振り返った。
取材協力:のりば(@MangaNoriba)
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