限定列車の展示やディープな体験も多数!「東上線 森林公園ファミリーイベント2026」を現地リポート

東京ウォーカー(全国版)

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池袋から埼玉県の寄居までを結び、東京・埼玉間の大動脈として日夜多くの人々を運ぶ東武東上線。2026年3月8日、東上線の鉄道イベント「東上線 森林公園ファミリーイベント2026」が、森林公園検修区(埼玉県比企郡滑川町)で開催された。本イベント限定の臨時列車、車両撮影会や車両基地ならではの特別な体験など、1日を通して大盛況だった会場の模様をレポートとしてお届けする。

「東上線 森林公園ファミリーイベント2026」の模様をレポート


イベント限定臨時列車が運行!鉄道ファン垂涎の車内イベントや貴重な入線体験に歓喜

東武東上線の森林公園検修区を会場に行われたファミリーイベント


東上線 森林公園ファミリーイベントは、昨年10年ぶりに復活したファンイベント。普段は立ち入ることのできない車両基地を舞台に、鉄道に関するさまざまな体験や展示、グッズ・キッチンカーなどの販売ブース、子どもが楽しめるキッズエリアといった多彩なプログラムが実施された。

臨時列車「東上線 森林公園ファミリーイベント2026号」


イベントに合わせ、当日はツアー参加者のみが乗車できる臨時列車「東上線 森林公園ファミリーイベント2026号」が運行。TJライナー仕様の50090型がイベント専用のヘッドマークを掲げ、池袋から森林公園検修区まで直通する1日限りの特別な列車だ。

自らの手で入鋏体験


車内では東武グッズをゲットできるじゃんけん大会や、ダッチングマシーン(日付刻印機)と検札・入鋏(にゅうきょう)体験、記念ボードを持っての記念撮影と、楽しみがいっぱい。森林公園駅に到着すると、普段は営業運転を行わない森林公園検修区までの入庫線を走ることがアナウンスされ、貴重な光景に乗客はみな車窓に釘付けとなった。

臨時列車内での記念撮影


クオッカトレインや東上線全線開通100周年記念塗装車両などレアな車両も集結


臨時列車を降りると、検修区の各番線には東上線・越生線で活躍する多彩な車両がそろい踏み。本イベントの目玉の1つ、車両撮影会の会場だ。

車両撮影会には東武東上線で活躍する車両がずらり


9050型、10030型、30000系といった東上線でおなじみの車両とともに、“世界一しあわせな動物”と称されるクオッカを描いたラッピングトレイン「クオッカトレイン」、そして到着したばかりの「東上線 森林公園ファミリーイベント2026号」の5車種が一堂に会し、来場者は線路上でさまざまな角度から貴重な光景を写真に収めていた。

ぶどう色1号の8000型の前で記念撮影


また、少し離れた場所には「ぶどう色1号」に塗装された東武8000型車両が停車。2025年に東上線全線開通100周年を迎えたことを記念し、100年前に使用されていたとされる色を文献などを参考に再現されたカラーリングを施した特別塗装車だ。

こちらは事前応募者による運転台着席・車両ドア操作・放送体験のために開放され、運転台での着席やドア操作、車内放送を体験する子どもたちの元気な声が響き、運転席から楽しそうに指差し確認をする姿も見られた。

運転席に座れる体験も


周辺のキッズエリアでは、子ども用の東武鉄道制服を着用できる体験コーナーも開催。ぶどう色1号の東武8000型の前や、東上線の新型車両「90000系」写真のバックパネルを背景にして、多くの親子連れが記念撮影を楽しんでいた。

子ども制服体験


車両洗浄線進入や点検車両乗車も!鉄道整備の裏側を体験できるコンテンツ多数

ATカートの乗車体験


普段は安全運行を支える森林公園検修区も、この日に限ってはさながらテーマパークの様相だ。点検のためにレール上を走行する「ATカート」体験や、レール運搬車や軌陸両用架線作業車乗車体験など、場内各所に体験コンテンツが設けられた。

軌陸両用架線作業車の乗車体験


中でも軌陸両用架線作業車は、乗車だけでなく、作業台に乗って架線に手が届く位置まで上昇。鉄道を支える作業員と同じ視点に立つ体験に、子どもたちはみな興味津々といった様子だった。

洗浄機に進入する列車


また、ひと際長い列ができていたのが車両洗浄線の体験乗車。検修区内を走る列車に乗り、そのまま巨大な洗浄機へと進入。車内の窓から洗浄の様子を観察できるというものだ。「窓を開けないように」というアナウンスの後、車体の両側で強烈な水しぶきが上がると、その迫力に車内からは大きな歓声が上がった。

電車が洗われる様子を車内で体感


現役の作業員が解説する車両点検ツアーは迫力満点

車両の検査や整備を行う工場内では、事前応募者限定の車両点検作業見学ツアーが開催された。

車両点検作業の見学ツアーの様子


入庫中の車両を前に、現役の作業員が点検内容や部品の役割を詳しく解説。駅のホームとは異なり、工場内の線路は作業通路と同じ高さに設計されているため、普段は見ることができない車体下部や台車のメカニズムを間近で観察できる。貴重な内部構造を隅々まで眺められるとあって、子どもから大人まで真剣そのものだった。

車輪の高さに下りて見学する時間もあった


ツアー内では、各パーツの動作実演も行われた。聞きなれたブレーキ音も静かな工場内ではダイナミックに響き、運転手がマスコンを操作することで一段ずつ上下する「ノッチ」が、内部ではとても複雑で細やかに連動した動きをしている様子を目の当たりにし、そのディープな内容に筆者も思わずうなってしまった。

レール取り卸し実演の様子

会場では、整備車両の展示も充実。レール運搬車や電気検測車といった整備車両の展示をはじめ、レール運搬車は作業員によるレールの取り卸しのデモンストレーションを実施。車両展示エリアには、関越交通バスや川越観光バス、埼玉県東松山警察署からはパトカーや白バイも登場し、バラエティ豊かな「働く車」が集結した。

沿線の名物グルメや物販エリア、ステージイベントも盛況

ステージエリアで行われた和太鼓演奏

ステージエリアでは武蔵流東松山太鼓の和太鼓演奏や、豊昭学園吹奏楽部によるミニコンサートなど、沿線の団体がその腕前を披露。このほか、鉄道テクノで知られるSUPER BELL"Zのミニライブや駅長じゃんけん大会など、さまざまなステージが会場を盛り上げた。

東武グループや鉄道各社などが出店した物販エリアブース


物販エリアでは東武鉄道をはじめ東武グループ各社、ほかの鉄道会社などがブースを出店。普段は入手困難なレアなアイテムも出品されることもあり、どのブースにも長蛇の列が。飲食エリアも終日盛況で、来場者は東上線沿線の名物グルメを味わいながら、ゆったりとした時間を過ごしていた。

飲食エリアブースには沿線グルメのキッチンカーなどが登場


ファミリー層を中心に、年配のファンまで幅広い層が訪れた今回のイベント。終了時間間近、すれ違った子どもが「本当に楽しい1日だった」と笑顔で親に話していたのが、この温かなお祭りムードを象徴しているようだった。

キッズエリアブース



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