二面性ではなく二重人格!?塩対応な主人格と甘え上手な副人格…多重人格の恋の結末に反響続出【作者に聞く】
東京ウォーカー(全国版)
普段は素っ気ない距離感ながら、プライベートでは自分にベタ惚れな幼馴染の少女。それは単なる二面性ではなく、「恋する人格」と「そうでない人格」の差だった……。
たけみつ
(@take_samurai1)
さんの創作漫画「恋心は解離する」は、幼馴染に対して正反対の人格を抱える少女と、それぞれの人格と向き合う少年を描いた恋愛漫画シリーズだ。
多重人格という題材を真摯に捉えながらも、コミカルで甘酸っぱいシチュエーションにSNS上で多くの反響が寄せられた同作。そんな同作のあらすじを紹介するとともに、Amazon Kindle インディーズの電子書籍版にも2000件の評価が集まる人気作が生まれたきっかけを、作者のたけみつさんに取材した。
「大きく笑う雨と微笑む空」を描き分けた
副人格の「雨」が主人格の「空」にとって変わるのか、それとも消えてしまうのかという心ざわつく展開が、読者の感情を大きく揺さぶる本作「恋心は解離する」。タイトルが結末を象徴するかのような構造も印象的で、読者からは「このタイトル回収は鳥肌もの」「本当に最高の終わり方」と、大きな反響を集めた。
制作のきっかけについて、作者のたけみつさんは「ヒロインのキャラクターを考えるとき、なにかしら個性が必要だと思い、そんなときに二重人格のキャラを思いついた」と明かしてくれた。さらに「理由やキャラ付けがマッチすればおもしろい漫画が描けそうと思った」と振り返る。
それぞれのキャラクターの表現については、序盤は雨を「少し行き過ぎなデレ、ヤンデレっぽい感じ」、空を「クールで塩対応」として対照的に描いたという。物語が進むなかで「雨は病み部分を抑えて常識を覚え、空は少しづつデレていく変化」を意識したとも教えてくれた。
また、たけみつさんは「結末に関しては最初から決めていた」と語る一方で、「タイトル回収のシーンは最終話の2〜3話前に思いついて描いた」と明かしており、その点も興味深い。表情描写へのこだわりとしては、雨と空を見分けられるよう「大きく笑う雨と微笑む空」と描き分け、同一の容姿でも判別できる工夫をしているという。
たけみつさんが描く、三角関係と人格間のギャップが生む甘さと切なさが魅力の本作「恋心は解離する」。この機会にぜひ一度読んでみてほしい。
取材協力:たけみつ(@take_samurai1)
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