<福岡うどん愛>優しい味のダシは〆にぴったり!春吉のうどん居酒屋「宇どんヤ かまわん」
九州ウォーカー
地下鉄天神南駅から徒歩5分、中洲からも程近く、多くの飲み屋が立ち並ぶ春吉にある「宇どんヤ かまわん」。場所柄、夜ははしご酒や〆のうどんを目当てに訪れる人も多いが、ランチ営業もあり、昼からおつまみやアルコールも楽しめる。

昼飲みにも、夜の〆にもぴったり!
中央区赤坂にある名店「うどん大学」の姉妹店でもあり、うどんへのこだわりはひとしお。ダシは、7種類の素材を13時間かけてじっくり水出しし、旨味が詰まった優しい味わい。糸島産の小麦を純手打ちしたコシのある麺も魅力。讃岐うどんとは異なり、福岡の人にもなじみやすいよう平たくし、コシが主張しすぎないよう工夫された「博多さぬき」を使用する。

人気は、ゴボウ天とうどんが別々の皿で出される「ごぼう天うどん」(650円)。別々の皿で提供する理由は、天ぷらのサクサク食感を失わせないためと思いきや、“ダシの味が変わらないように”というから驚きだ。

酒のアテにぴったりな一品料理も豊富に並ぶ。「ハンペンカツ」(500円)は、外はサクッと、中はふんわりとした食感。福岡ではあまり見かけないハンペンだが、オーナーの地元である神奈川県では、おでんの具として身近な食材で、魚介の旨味と甘味が感じられる。

他にも、もつ鍋や牛すじ、酢もつ、めんたいなど、博多ならではもメニューも多彩にそろい、シンプルながら美味なメニューが評判だ。日本酒をはじめ、ナチュールと呼ばれる自然派ワインなど、さまざまな種類の酒がラインナップするので、“ちょい飲み”にもぴったりだ。

店内には1階にオシャレなバーカウンター、2階にはテーブル席もあり、お一人さまや少人数での飲み会はもちろん、団体での利用にもおすすめだ。
[宇どんヤ かまわん]福岡県福岡市中央区春吉3-21-30 / 092-711-9811 / 11:00~翌4:00(LO3:30) / 不定休
【九州ウォーカー編集部/取材・文=安藤エリカ、撮影=鍋田広一(パンフィールド)】
安藤エリカ
この記事の画像一覧(全5枚)
キーワード
テーマWalker
テーマ別特集をチェック
季節特集
季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介
おでかけ特集
今注目のスポットや話題のアクティビティ情報をお届け
キャンプ場、グランピングからBBQ、アスレチックまで!非日常体験を存分に堪能できるアウトドアスポットを紹介