売り上げが3倍に! 「こち亀」秋本治先生の新作に毎回登場するハンバーガー店が亀岡に実在した! 京都・亀岡「京都ダイコクバーガー」

2018年1月11日 17:17更新

関西ウォーカー 猫田あん

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のどかな亀岡の町で一際目立つ、オレンジの入り口をしたかわいい建物。こちらが亀岡を代表するハンバーガー店「京都ダイコクバーガー」だ。

入り口を入ったところですぐ目に飛び込むのが、「ファインダー-京都女学院物語-」コーナー。「ファインダー」は国民的漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の作者である秋本治先生が、「こち亀」の連載終了後に立ち上げた新連載だ。京都・亀岡を舞台に、写真部に所属する女子高生たちの日常を描いたもので、現在「ヤングジャンプ」にシリーズ連載されている。なんとこの作品に、「京都ダイコクバーガー」が毎回登場しているのだ!

「きっかけも何もなかったんです。店内で漫画(ネーム)を描かれているお客様がいたとアルバイトの女の子から聞きまして、一体どなただったんだろうと気になっていたのですが…。後日出版社の方からご連絡を頂き、秋本先生の新作にお店を実名で登場させていいですか、と。本当に夢のようでした!」。店長の平沼康宏さんは興奮気味に語る。

「京都ダイコクバーガー」は2010年にオープン。まだお店がなかった頃、プロゴルファーとして活躍していた平沼さんがゴルフのコンペで現在のオーナーと出会い、ハンバーガー店オープンの話を持ちかけられたことから、お店作りがスタートした。

飲食店の経験も何もなかった平沼さんだが、建物を作るところから立会い、「老若男女、いろんな世代の人が楽しめるハンバーガー店にしたい」という思いをぶつけた。

店内にはオーナーの先代が家を立て直す際に廃棄される予定であった欄間なども設置し、和洋折衷のオリジナリティあふれる内装に仕上がった。

「『ダイコクバーガー』という店名は、地元にある「出雲大神宮」の宮司さんに付けて頂いたんです。オープンの2、3年前からボランティアで境内の清掃などに参加していたことが縁になりました。ハンバーガー店をオープンすることを相談したら、『店名はダイコクにしなはれ』って。即決しましたね。オーナーはフランス語のおしゃれな店名にする予定みたいだったのですが(笑)」。

ハンバーガーは豊富なメニューを用意し、セットも多彩。ワンコインで食べられるものもあり、子供のお小遣いでも気軽に楽しめるハンバーガー店として、町の住民に愛されている。

エビアボカドバーガー(520円)など女性に人気のハンバーガーも。

一番人気はビーフ100%のWチーズバーガー(800円)だ。バンズはもっちりした食感と流行りを取り入れた米粉製をパン屋さんに発注。パティは黒毛和牛の肩ロースなど3種をブレンドして使用するという贅沢さ。「1種類ずつ試食してみて、2種、3種とブレンドするごとにジューシーさが増して行きました」と平沼さん。3種を使ったからこその肉々しいパティに仕上がった。レタス、タマネギと、野菜は地元の亀岡産で、農家さんから購入。平沼さんは野菜の収穫にも参加している。ピクルスを挟み、ソースはオリジナルのBBQソースを使用。そしてこのバーガーの肝とも言えるWチーズ。濃厚なチェダーチーズとフランス産カマンベールチーズをパティの上に大胆に乗せた。

連載担当で西日本ハンバーガー協会の薮が実食! 「分厚いチーズの食感がモチモチしていて、口の中いっぱいに旨味が広がります。チーズがパティに触れる部分から溶けてトロトロになるのがまたおいしいですね」。

チリからあげなどサイドメニューもあるので、ハンバーガーとセットで楽しもう。

ビーフ100%のWチーズバーガーは、プロサッカーチーム「京都サンガF.C.」のスタジアムで毎年行われるハンバーガーイベント「京都バーガーグランプリ2017」で見事優勝! 「私の店はハンバーガーイベントではいつも閑古鳥で、誰も並ばないこともありました。そこでお客様が何を求めているんだろうと改めて考え、カマンベールチーズがハンバーガーに入っているのを見たことがなかったので入れてみたんです」。バーガーグランプリ優勝後、イベントでは毎回長蛇の列ができるほどの人気店に変貌を遂げた。亀岡までわざわざ食べに来てくれる人も増えた中、突然お店に訪れたのが、「こち亀」の秋本治先生だったのだ。

「出版社の方からご連絡を頂いて、その後半年は何も動きがなかったんです。ひょっとしたら幻だったのかなと思っていたのですが、発売3日前くらいに掲載されたジャンプをお店に送って頂いて! 10冊ぐらい買いたいと思って発売日に亀岡中の書店を回ったのですが、どこも売り切れていて。その後姫路のイベント『姫路バーガー博覧会』に出店した際に、やっと姫路市内のコンビニで見つけて買えました(笑)」。その後、秋本先生が改めてお店に挨拶に来られ、平沼さんは大好きな「こち亀」の両さんを色紙に描いて頂いたという。

「すごく気さくな方で、『ファインダー』の登場人物みんなが描かれた色紙なども送ってくださいました」。こちらの色紙は店内で飾られているので誰でも見ることができる。

「ファインダー」の掲載号が発売される度に、ファンの方が「聖地めぐり」としてお店に訪れる。主人公たちがいつも座っているシートでハンバーガーを食べ、写真を撮影し、作品の中に入ったかのような体験ができるのが楽しい。「正直なところ、売り上げが3倍になりました! 秋本先生、ファンの皆様、ありがとうございます!」と平沼さんは笑顔で頭を下げる。

今後は京都のほか、東京、名古屋、大阪にも「京都ダイコクバーガー」の支店を出すのが夢という平沼さん。「ファインダー」の連載と共に、いつまでも続いてほしいハンバーガー店だ!

世界初のご当地バーガーアイドル「ハンバーガールZ」が、「京都ダイコクバーガー」を訪問!

ハンバーガーから生まれた妖精・ハンバーガールZのWたまねぎ担当のりおにゃんとみーたんが、「京都ダイコクバーガー」へ。

りおにゃん「ひと口食べるとチキンがめちゃくちゃジューシーで千切りキャベツとすごくマッチしていてどんどん食べてしまいました!パンがめちゃくちゃフワフワで食べやすかったです。ポテトも一緒にいただいたんですが、ジャガイモの皮付きなのでめちゃくちゃ甘くてすごく美味しかったです!」

みーたん「サーモンカツがサクサク&サーモンがとてもジューシーですごく美味しかったです。バンズがとても甘く、ひと口目から幸せな気持ちになれました♪」

※ハンバーガールZの画像はまだまだいっぱいあるので、気になる人は「画像一覧」をチェック!

京都●亀岡「京都ダイコクバーガー」/創業 2010年 /電話0771・22・9408/ 住所 京都府亀岡市北古世町1-12-2/営業時間 11:00〜20:00(LO)/定休日 なし/駐車場 8台(無料)/ アクセス JR亀岡駅から徒歩10分

【SHOP DATE】席数 44席(テーブル36席、カウンター8席)/ハンバーガー とろけたWチーズバーガー¥590など12種 /マンスリーバーガー あり/ トッピング なし/ ドリンク ピンクレモンスカッシュ¥260など37種/たばこ 分煙

【人気ナンバーワンバーガー】ビーフ100%のWチーズバーガー(¥800)/テイクアウト 可/バンズ パン屋さんに発注する米粉バンズ。直径約15センチ/パティ 黒毛和牛の3種の部位を使用。100グラム/野菜 亀岡産レタス、タマネギ、ピクルス/ソース オリジナルのBBQソース/ほか具材 チェダーチーズ、フランス産カマンベールチーズ

【こちらもチェック】 チリからあげ(5ピース¥380、8ピース¥550)

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