子猫と里親との出会いをアシスト! 札幌の癒やしカフェ「ねこたまご+Cafe」

北海道ウォーカー

X(旧Twitter)で
シェア
Facebookで
シェア

好きな動物とふれあいながら、ゆっくりとコーヒーやスイーツを楽しめる「動物カフェ」は、自宅で動物を飼うことができない人にとって、とてもうれしいスポット。今回は、かわいい猫たちと気軽にふれあうことができる、札幌にできた癒やしカフェ「ねこたまご+Cafe」をご紹介します。

地下鉄東豊線元町駅から5分のところにある「ねこたまご+Cafe」


「ねこたまご+Cafe」は2017年4月に札幌市東区オープンした、一般社団法人「ねこたまご」が経営する猫カフェ。この団体は、札幌市動物管理センターに収容された子猫を育てながら里親を探す活動を行っています。

「ふれあいスペース」に入ると、かわいい子猫たちがお出迎え


店内に作られた「ふれあいスペース」(入場30分480円~)に入ると、人なつっこい子猫たちがたくさん遊んでいます。「寝ている猫は起こさない」「遊ぶときは座って遊ぶ」「体を持ち上げない」等の基本ルールを守れば、誰でも自由にふれ合うことができます。

カフェスペースとふれあいスペースは窓で仕切られています


店内はカフェスペースとふれあいスペースが、しっかりと窓で仕切られているので、猫好きなのに体質などで親しくふれあうことができない人でも、安心してかわいい子猫を間近に眺めることができます。常連客には小さな子供連れや、自宅で猫を飼えない人なども多いのだとか。

「カフェだけのご利用もお気軽に」と語る、ねこたまご代表の後藤さん


同店の最も大きな特色は、カフェで気に入った子猫がいたら譲渡条件の確認や面談などを経て、自宅に引き取るができる点(子猫の引き取りには、それまでかかった医療費と飼育管理費5000円が必要)。ねこたまご代表の後藤さんは「このお店は『保護猫のいるコミュニティカフェ』がコンセプト」と言います。「ここにいるのはどこにも行き場がなく、センターにやってきた子猫たちです。やがて消えてしまう命を一頭でも多く救って、幸せに暮らせる家族とのご縁つなぎができれば、と考えています」。この店の入場料やカフェの売り上げは、すべて子猫たちの食費や医療費、カフェの維持費に利用されます。つまり、お店に来れば少しでも活動の支援ができるというわけです。

黒糖クルミが添えられる、ねこたまごオリジナルブレンド


カフェスペースで子猫たちを眺めながら味わって欲しいのが、農地を指定したG2ランクの豆をブレンドしたコーヒー「ねこたまごオリジナルブレンド」(400円)。オーダーごとに従業員がグラインドし、挽き立てをハンドドリップしてくれます。風味が良い上に酸味が少なく、すっきり飲みやすいのが特徴です。口直しに添えられる黒糖クルミもうれしいオマケ。

猫好きにはたまらないグッズがたくさん並んでいます


また店内にはさまざまなアーティストによる猫グッズの販売も。アーティストがレンタルボックスのようにスペースを借りる形のこのコーナー、オープン当初は様々なジャンルのグッズが置かれていたそうですが、販売場所が猫カフェということもあり次第に猫のデザインのものばかりに。他では買うことができない、オリジナルのポプリやキーホルダー、ヘアゴムなどかわいい猫グッズがいっぱいです。

子猫とふれ合えたり、美味しいコーヒーを飲めたり、猫グッズの数々を買ったり……。札幌の街にできた癒やしの猫カフェ、一度のぞいてみてはいかが? もしかしたら新しい家族との出会いが待っているかもしれませんよ。

ねこたまご+Cafe ■住所:札幌市東区北23東13-2-5 ■電話:011・557・5664 ■時間:11:00~18:00(LO17:30) ■休み:月曜 ■席数:12席(禁煙)

張山幹夫

この記事の画像一覧(全6枚)

キーワード

テーマWalker

テーマ別特集をチェック

季節特集

季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介

いちご狩り特集

いちご狩り特集

全国約500件のいちご狩りが楽しめるスポットを紹介。「予約なしOK」「今週末行ける」など検索機能も充実

花火特集

花火特集2025

全国約900件の花火大会を掲載。2025年の開催日、中止・延期情報や人気ランキングなどをお届け!

CHECK!全国の花火大会ランキング

CHECK!2025年全国で開催予定の花火大会

おでかけ特集

今注目のスポットや話題のアクティビティ情報をお届け

アウトドア特集

アウトドア特集

キャンプ場、グランピングからBBQ、アスレチックまで!非日常体験を存分に堪能できるアウトドアスポットを紹介

ページ上部へ戻る