ハマの歴史を感じる由緒ある名所で梅とサクラを愛でる

横浜ウォーカー

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自然豊かな日本庭園に、歴史的建造物が点在する本牧の三溪園。山手エリアにもまた、大正期に建てられた洋館を移築・復元したエリスマン邸など、数々の西洋館があり、外国人居留地だった明治期の面影を感じる。どちらも横浜有数の観光名所。和の風情や異国情緒を感じながら、花と歴史を楽しむひと時をのんびりと過ごそう。

梅とサクラ、それぞれの時期に訪れたい三溪園


【写真を見る】1914(大正3)年に京都から移築された旧燈明寺(とうみょうじ)三重塔は、三溪園のシンボル的存在。梅のほか、2月はツバキやスイセンも見ごろを迎える提供/三溪園


園内には約600本の梅の木があり、名所として親しまれている。梅、サクラをはじめとする四季折々の花が咲き、歴史的建造物に風情を添える。

2018年2月10日(土)~3月4日(日)は観梅会、3月31日(土)~4月8日(日)は観桜の夕べ(最終入園20:30)を開催するので出かけてみよう。

エリスマン邸など西洋館を巡りながらサクラを鑑賞


近代建築の父といわれるチェコ人建築家アントニン・レーモンド設計のエリスマン邸。1990年に元町公園内に移築・復元された提供/公益財団法人横浜市緑の協会


大正期に建てられた洋館を移築・復元したエリスマン邸のほか、数々の西洋館が点在する山手エリア。内部も見学できるので、庭や周辺のサクラを鑑賞しながらのんびり巡ってみよう。サクラは、エリスマン邸山手234番館の元町公園や、山手イタリア山庭園などで見られる。

1860(万延元)年の横浜を描いた肉筆画「横浜開港場の図」。中央が波止場、右側が現在の山手地区。ところどころに、サクラが咲いている様子も描かれている横浜開港資料館所蔵


ソメイヨシノの大木が開花した旧山手68番館の春の光景提供/公益財団法人横浜市緑の協会


現存する戦前の山手外国人住宅で最大規模のベーリック・ホールの館内から眺めるサクラ提供/公益財団法人横浜市緑の協会


サクラに続き、三溪園では、ツツジ、フジ、スイレン、ハナショウブ、アジサイなど、山手エリアでは、港の見える丘公園のローズガーデンや西洋館の庭で、横浜市の花でもあるバラが見ごろを迎える。この春は花の名所で散歩をしながら、歴史を感じてみてはいかがだろうか。【取材・文/A-un】

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