1年で3億杯を販売!新型コーヒーマシン導入のファミマのコーヒーがスゴイ
東京ウォーカー(全国版)
「FAMIMA CAFE」の新型コーヒーマシンを全国1万6400店舗に導入完了したファミリーマート。コーヒーの味わいは進化し、提供可能なメニュー数も、これまでの15種類から45種類へとアップデートした。
全国1万6400店舗に導入完了した新型コーヒーマシンの実力
2025年6月に新型マシンを導入し始めてから1年間で3億杯を販売するなど、好評のファミマの新コーヒー。新型マシンでは、メニューごとに豆の挽き方が異なるミル「挽き方調整グラインダ(豆の挽き方が従来の1段階から9段階へ進化)」や、バリスタのハンドドリップを再現した抽出方法を搭載しており、本格的な“うまさに驚く”コーヒー体験を楽しめる。
ファミリーマート商品本部 ファストフーズ部長 高倉一真さんは、「これまでファミマのコーヒーを飲んでこられたお客さまはもちろん、まだ飲んだことのないお客さまに対しても“これこそがファミマ史上最高のコーヒーだ”と、驚きと感動を持ってお楽しみいただけるような、そんなコーヒーになったのではないかと大変期待しています」と胸を張る。
マシンを共同開発したのは、World Brewers Cup 2016で優勝した世界No.1バリスタの粕谷哲さんだ。粕谷さんは「僕がこだわっているのは、“豆の個性をちゃんと表現していく”ということ。ですので、『なんとなくおいしいからこういうコーヒーにした』ではなく、なぜこの豆なのか、なぜそのブレンド比率なのか、なぜその豆はこの焙煎なのか、なぜそのレシピなのか…というところまで、しっかり考えて表現したい。今回の新型マシンは、そのレシピやお湯の量だけではなく、豆の挽き目、抽出の工程というところにも、かなりこだわって作っています」と説明。
さらに「今回、いろいろなメニューが作れるようになり、たとえばコーヒーも『軽め』とか『濃いめ』といったメニューがあるんですけど、『それぞれがちゃんとおいしい』ということをすごく重要視しました。これは簡単な話ではないんですが、『濃いめ』と言っても、ただ濃くなるとか、ただ苦くなるのではなく、しっかりと雑味を抑えながら、コクがしっかり出るように…というような、繊細なレシピ作りということをしておりまして。ただ『粉の量を増やす』とか、ただ『強く抽出』するのではなく、今回できるようになった粒度可変などの機能をうまく駆使しながら、濃度感を高めつつも雑味が出ないように作り、メニューに合わせた味わいのバランス感…というところに、かなりこだわりました」と詳細を解説した。
ちなみに、高倉さんがおすすめのペアリングは、「アイスコーヒー(濃いめ)」(S:150円~)と、「ファミチキ(骨なし)」(248円)の組み合わせ。「意外だと思われるかもしれませんが、コーヒーが持つこの濃いめの味わいがファミチキのジューシー感をより引き出してくれると思いまして。また、ファミチキを食べ終わったあとの口の中をコーヒーがすっきりさせてくれるので、それも相性がいいポイントだと思い、選ばせていただきました」。
一方、粕谷さんがおすすめするペアリングは、「アイスコーヒー(軽め)」(S:150円~)と、「クリームたっぷり!ダブルシュー」(198円)の組み合わせ。粕谷さんは「生クリーム入りのホイップクリームとなめらかなカスタードの2種類のクリームがたっぷり入っているということで、このシューは最初、重めかな?と思ったんですが、実際にはクリームが軽くて、フワッとしているんですね。なので、このフワッと感が、軽めのアイスコーヒーと完璧にフィットしているんじゃないかなと思いました」と話していた。
「FAMIMA CAFE」史上No.1のメニュー数
新型マシンでは、タッチパネルを導入することで「FAMIMA CAFE」史上最多となるメニュー数を展開。「ブレンド」(S:150円~)の「軽め」、「普通」、「濃いめ」をはじめ、「アイスコーヒー」各種や「カフェラテ」各種など、提供可能なメニュー数は、これまでの15種類から45種類へとアップデートし(※フラッペ除く)、その日の気分やシーン、個々の好みに応じて最適な1杯を選べるラインナップを実現している。さらに同店は、ユーザーの嗜好の多様化に対応し、2026年内に約60種類までメニューを増やし、進化を続けていくという。
コーヒーの“ちびだら飲み”に合わせて大容量LLサイズが登場!
今回のコーヒーマシン刷新に伴い、新たにLLサイズも導入するファミリーマート。実験的にLLサイズを販売していた店舗では、「FAMIMA CAFE」の売り上げが約8%上昇。評判がよかったそうだ。2026年のトレンド予測では「デカドリンク」や、ドリンクを長時間かけて楽しむ「ちびだら飲み」といったワードが話題となっているが、同社は大容量のLLサイズを展開することで、さまざまな飲用シーンに対応していく考えだ。
新型コーヒーマシン導入完了に合わせ、カップやグッズが登場
新型コーヒーマシンに加え、カップやテイクアウト用紙袋のデザインも7年振りに刷新。クリエイティブディレクター・NIGO(R)さんが手掛けたデザインは、日常の中でスタイルの一部として溶け込み、持ち歩きたくなるものに。限定デザイングッズもおしゃれで、コーヒーを楽しむだけでなく、体験そのものをアップデートする。
なかでも、「FAMIMA CAFE」のコーヒーカップがそのまま入れられる「タンブラー ファミマカフェ」(1500円)は、ブランドの世界観をより身近に感じることができるデザイン。保冷・保温効果があるので、機能性もばっちりだ(※「FAMIMA CAFE」のアイスS~LL、ホットM~LLまで対応。コーヒーマシンからタンブラーに直接注ぐことはできない)。
取材・文=平井あゆみ
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