塩野瑛久、最新作で有村架純の夫役に。複雑な役どころの裏側と「“趣味”として俳優を続けていきたい」と話す真意

東京ウォーカー(全国版)

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将来のビジョンは「俳優業を“趣味”として続けていきたい」

――本作が“現実からの脱却を目指すリベンジゲーム”であることにちなみ、塩野さんが今、リベンジしたいと思っていることを教えてください。

【塩野瑛久】僕は高校に進学していないので、高校生になって青春がしたいです。俳優として、役を通して高校生を経験できるかなとも思っていたのですが、意外と王道の学園モノには縁がなくて。だから、当時は同世代で学生役を演じている俳優さんたちが羨ましかったです。年齢的にも今から高校生は難しそうなので(笑)、先生役として関わることができたらいいなと思っています。

――本作の和歌子、清恵、麻由は偶然の出会いから人生が大きく変わっていきますが、塩野さんには人生が変わるような出会いはありましたか?

【塩野瑛久】中学生のころの先生との出会いには感謝しています。当時の僕は不真面目な生徒だったのですが、とても熱心に接してくれていたんです。ソフトテニス部の顧問の先生だったのですが、僕がもともと硬式テニスをやっていたことを知ると、硬式のテニスボールを用意してくれて「いつでもテニスをやりにこい」としつこいくらいに声をかけてくれました。こんな大人がいるんだと、すごく驚いた記憶があります。周りの大人たちへの見る目も変わる機会になりました。


――2026年にはアニメ声優にも初挑戦されている塩野さんですが、将来的なビジョンとして描いていることはありますか?

【塩野瑛久】何年先も今と変わらずに、俳優を“趣味”としてやりたいと思っています。というのも、今は俳優業で食べることができていますが、いつか生活できなくなったときに、俳優業を“やらなければいけないもの”としてやりたくないなと思っていて。“自ら望んでやること”のままでいたい、という意味を込めて「趣味」という言葉で表現しました。

――ずっと俳優業を続けていきたいと思ったきっかけはどんなことでしたか?

【塩野瑛久】お芝居の表現の幅広さに影響を受けたことが大きいです。ドラマや映画だけでなく、舞台での表現、さまざまな価値観、いろいろなお芝居の仕方を知って、可能性を感じたというか。新しい表現方法に出合うたび、新鮮な気持ちでお芝居に向き合うことができる。そして、自分が表現したものを誰かに触れてもらい、その人たちの心が少しでも動いたならば、そこにやりがいを感じます。これからも誰かに影響を与えられるような芝居を追求していきたいです。

撮影=八木英里奈
取材・文=榎本麻紀恵
ヘアメイク=草替哉夢
スタイリスト=能城匠
衣装協力=ジャケット(7万5900円)、シャツ(3万9600円)、パンツ(4万1800円)/すべてSHEIK YERBOUTI(STUDIO FABWORK)

(C)2026「マジカル・シークレット・ツアー」製作委員会

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