今年で76歳の舘ひろし、自身の“免許返納”へのリアルな本音「少しでも運転に不安を感じたらすぐに」
東京ウォーカー(全国版)
舘ひろしが影響を受けた映画を語る
――南野陽子さん演じるクラブのママ・しずえが、映画館の思い出を語るシーンが印象的でした。館さんにとっての思い出の映画館エピソードをお聞かせいただけますか。
【舘ひろし】大学受験の浪人時代はよく映画館に足を運んで、あらゆる映画を観ていた記憶があります。あのころは暇だったし、ずっと遊んでいましたから(笑)。場末の映画館で観ることもありましたが、どんな環境でも映画が始まってしまえば、そこからは夢の世界が広がる。今も映画館に行くと、当時と変わらず幸せな感覚になりますね。
――これまでご覧になった作品の中で、最も影響を受けた映画はなんでしょうか。
【舘ひろし】ひとつの作品には絞れませんが、『007』シリーズや『ゴッドファーザー』、『ゲッタウェイ』からは大きな影響を受けています。映画って、普段は絶対に関わらないような人たちの人生をエンターテインメントで見せてくれるじゃないですか。普通に生きていてスパイやマフィアなんて出会わないですから(笑)。
そういった特殊な環境で生きる人たちをクールに、また感動的な物語として描くというのが映画の魅力ですよね。ちなみに『007』は『ロシアより愛を込めて』が一番好きです。
――『あぶない刑事』のタカ(鷹山)のスーツスタイルは、『007』のジェームズ・ボンドと重なります。
【舘ひろし】鷹山の動きやスタイルは、ジェームズ・ボンドと『ゲッタウェイ』のスティーブ・マックイーンを参考にしているんです。きっと鷹山とボンドを重ねて見てくださった方も多いんじゃないかな。
――最後の質問になりますが、最近、刺激を受けた作品を教えていただけますか。
【舘ひろし】最近の作品ではないのですが、『ファントム・スレッド』がすごくよくできていておもしろかったです。気難しいファッションデザイナーの主人公を演じたダニエル・デイ=ルイスさんの芝居もすごくよくて印象に残っています。この作品を最後に俳優を引退すると言われていましたが、息子さんの監督デビュー作で俳優復帰されたそうで、鑑賞するのが楽しみです。
取材・文=奥村百恵
◆スタイリスト:中村抽里
◆ヘアメイク:岩淵賀世
(C)2026「免許返納!?」製作委員会
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