田中圭、鈴木おさむとのタッグで1年ぶりの作品出演。俳優業から離れた期間に一番ハマったアニメは“ヒロアカ”
東京ウォーカー(全国版)
自分自身や役者という仕事と向き合う大切な期間
――この1年間の経験を役作りに活かそうという気持ちはありますか?
【田中圭】全く考えていないです。もちろん意識していなくても、自分の中に蓄積されたものが自然と出てくることはあると思います。
でも、「この1年を役に活かさなきゃいけない」とは思っていないですね。ただ、今までだったらできなかった経験や時間の使い方をした1年だったことは間違いないので、それが自分にどう影響しているのかはやってみないとわからないです。
――役者業から少し距離を置いた期間でしたが、だからこそやっぱり芝居が好きだと思った瞬間はありましたか?
【田中圭】友人の舞台を観に行くと、やっぱりいいなと思いました。自分が芝居と触れ合っていなかった分、羨ましい気持ちになりました。でも、芝居と少し距離を置いたからこそ、できた経験もありましたね。暗い気持ちになることもありましたけど、新たな自分を見つけられる期間にもなったと思います。
――アニメをたくさん観ていたという話も聞きました。
【田中圭】子どもたちが観ているアニメを一緒に鑑賞しているうちに、いつのまにか自分がハマっていました(笑)。結局、自分が先に完走しちゃったりもして。一番ハマったのは、『僕のヒーローアカデミア』。感動するシーンも多くて、感情移入することが多かったです。
――久々の出演作品が映像ではなく舞台になったことについて、感想はありますか?
【田中圭】すごくいい環境だと感じています。おさむさんの作品で、相手が矢崎(矢崎広さん)で、僕をよく知っている仲の二人と共演できることは、ラッキーだなと。舞台ってすごく濃密な空間ですし、自分自身や役者という仕事と向き合う期間としては本当に大切な3カ月になると思っています。だから素直にうれしいです。
――当初は一人芝居という案もあったそうですね。
【田中圭】それは即断りました(笑)。僕はそもそも、芝居って相手がいて生まれるものだと思っているんです。掛け合いの中で生まれるものが芝居だという感覚があるので。
一人芝居を否定するわけではないですけど、自分の中では少し違うんですよね。バカリズムさんのような、映像付きのコントのようなものだったらまた違うかもしれないですけど、やっぱり芝居は掛け合いがあってこそだという認識なんです。だから久々の芝居が、今回のような二人芝居というシンプルな形に決まったことには、しっくりきています。
――最後に舞台を楽しみにしている方へメッセージをお願いします。
【田中圭】4度目のおさむさんとの舞台で、矢崎との二人芝居、そして平井大さんの音楽という、本当に贅沢な環境でお芝居をさせていただきます。
久しぶりに芝居をしますし、これから作っていく部分がたくさんありますが、来てくださった方に満足していただける作品にしたいと思っています。特別な空間になるように仕上げていきますので、ぜひ劇場で楽しんでいただけたらうれしいです。
撮影=八木英里奈
取材・文=イワイユウ
ヘアメイク=大橋覚(VANESSA+embrasse)
スタイリスト=荒木大輔(Araki Daisuke)
衣装協力=パンツ 4万4000円(サバイ/イボルブ 03-6823-5074)、その他スタイリスト私物
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