日産スタジアム3days開催間近!東方神起「Begin Again TOUR」レポート

東京ウォーカー

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鳴り止まぬ歓声とともに始まるアンコール


桜が散り舞うような映像から“MAXIMUM”がスタート。中央でダンサーが踊り、下手側の下からユンホが飛び出して登場。一点を見つめ首を軽く回し、キレのある力強いダンスへ。ソロダンスではチョンユンホコールが鳴り止まない。今度は中央からチャンミンが飛び出してくる。表情に余裕があり、さぁやるぞとにやりと一瞥。ムービングステージで移動し一つになる、会場がより一層盛り上がる。

”Rising Sun”はアレンジされ、再録されたものを披露。変わらない部分もあれば、あえて変えていく部分もある。それが進化に繋がり、新たな東方神起を創る。ただでさえ激しい振り付けにもかかわらず、「slow down」からのアレンジによるダンスのみの場面も導入され、演出をさらに際立たせる。激しいダンスナンバーが続き、「痺れますね、この流れ。いつまでできる?」と体力の衰えを口にするものの、ダンスや歌はもちろん力抜くこともなく、限界を知らないという圧巻のパフォーマンスであった。

“ウィーアー!”はトロッコで会場を駆け抜け、盛り上がる。ロケットランチャーのようなもので、サインボールを狙い定めて撃つユンホとチャンミン。サインボールやフリスビーを、観客へ向けて投げていく。トロッコがバックステージになり、”Summer Dream”ではお馴染みの振り付けを一緒にやりながら歌うのが、醍醐味である。

照明が暗くなり、2人だけを照らし出す“Somebody To Love”では、ユンホとチャンミンが向かい合って歌い始める。歌の途中で歌詞をその会場名や土地名に置き換えて叫ぶ部分がある。この日も「東京」と大きく叫び、メインステージから全力で会場を駆け抜けたユンホ。続いてチャンミンが追う。タオルをぶんぶんと回して、ジャンプを求められ、ファンも全力で応える。

再始動である”Reboot”から始まり、ダンスナンバーでは全力で踊りきり、バラードではしっかりと歌い聴かせ、新旧織り交ぜた27曲のセットリスト。静寂が訪れ、ピアノとスレイベルが鳴り、センターステージに淡い青と白の照明が照らされる。ライブを締めくくる最後の曲は、”Begin”。このライブが終わっても、このツアーが終わったとしても、2人の物語はここから始まる。

最後はユンホが「みんなWe are…」と叫ぶと、会場全体が「T!」と精一杯の声で応える。ユンホは「本当にありがとう」、チャンミンは「忘れないで下さい」と言い、会場を後にした。

東方神起のツアーは、ユンホとチャンミン、東方神起バンド、東方神起ダンサー、そして会場にいるファンを含む、”東方チーム”が一緒に作り上げる、一つ一つのステージである


再始動したのは東方神起だけでなく、東方神起のファンも同じ。これからは、ずっと東方神起がファンを守り、ファンが東方神起を守る。今や再始動を迎え、再び走り出した東方神起は、もう立ち止まることはない。新たなる進化した姿を、今後もファンに見せ続けてくれるだろう。3日間の日産スタジアム公演にさらなる期待が高まる。

玉木由佳

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