日産スタジアム3days開催間近!東方神起「Begin Again TOUR」レポート

東京ウォーカー

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“シアワセ色の花”では、スワロフスキーを8000個手縫いで作られた衣装を纏い、東方神起自体がミラーボールのように輝きを放つ。温かい腕に包み込みこまれ、耳元で語りかけられている様な錯覚に陥るくらい、優しく一つ一つの歌詞を大切に歌う2人が印象的だ。

スワロフスキーが8000個もあしらわれた衣裳を纏い、ファンに笑顔を向けるユンホ


“STILL”では、途中息を呑み込むように、想いを詰まらせるよう耐えている場面があった。歌い終わりに「STILLでした。歌詞がね…グッと来ますね」と寂しそうなユンホ。東方神起の2人も、家族や友人、仲間やファンと離れていた分、色んな人を想って歌ったのだろう。

その後のMCでは東方神起の「ただいま」に、全力で「おかえり」と返すファン。「2年前の約束を覚えてくれてありがとう、おかえりという言葉は幸せになる」とユンホ。チャンミンは「今回のツアータイトル“ビギアゲ”は、東方神起の歴史を再び始める意味で、ビギ(Bigeast)さんもビギさんじゃない人も上げていこうという意味も込めています」と伝える。

このツアーのため、ユンホと共に身体を鍛え続けたチャンミン。時に悪戯っ子のような、愛くるしい表情はご健在


“逢いたくて逢いたくてたまらない”では「東方神起に、露骨に、赤裸々に逢いたいという曲があるので、一緒に歌いましょう」とチャンミン。客席にもマイクが向けられ、「東方神起に〜」「ユンホに〜」「チャンミンに〜」と逢いたくて逢いたくてたまらなかった想いを一緒に歌うファン。最後に「逢いたくて逢いたくて」とカメラ目線で、はにかむ様に笑顔で歌いステージからはけるチャンミン。その後ギターソロが鳴り響き、東方バンドの演奏が奏でられる。

シャンシャンとスレイベルが聴こえ、スクリーンには雪が降る映像が映し出される。“Duet”と“White”ではポールスタンドでチャンミン、椅子にはユンホと、それぞれがワイヤーで2階や3階席の観客に歌いながら近づいていく。時折手を振り、遠くにいるファンまでも、愛おしそうに優しい目で見渡して歌う2人。「皆さんと同じ目線になり、近くにいたい、そばにいきたいと想って」と数え切れないサプライズを用意してくれていた。

“Catch Me”では白のライトがメインステージを照らし、白い衣装を着たユンホとチャンミンが現れた。鏡に映されたように、同じ動きをする渾身のミラーダンス。続いて龍の如く暴れるパフォーマンスの魅せ場、龍を腕で表現する光る部分の衣装が映えるように、照明も様々な色に工夫がなされていた。

“Easy Mind”ではトロッコが合体し、バックステージへと変貌。トロッコではユンホ側とチャンミン側で、ダンサーと遊び心を取り入れての振り付けだった。曲最後のユンホの口笛は恥ずかしいのか、手で目を覆ってしまう。続く“I just can’t quit myself”では、東方神起やダンサーの真似をしながら、ファンも一緒になって楽しんでいた。

“OCEAN”では会場に金銀のメッセージ入りテープが舞う。やはり記念に欲しいと必死に手を伸ばすが、ユンホとチャンミンも観たいファン。1番惑わされる瞬間である。曲の出だしからタオルを振り回し、盛り上がる会場。2人がサービス精神を全開にしてくれるのもうれしいところだ。

サマーソングに乗って、会場に降り注がれる、メッセージ入りの金銀テープ。誰もが天を仰ぎ、手を伸ばす。会場も一気に最高潮の状態に


ピアノでワンフレーズ、優しく切ない旋律が奏でられる。“Bolero”は東方神起の曲の中で、音域の幅が広く、ハーモニーが重視される、バラードの中でも最も難易度の高い曲であったが、今回復帰アルバムのために2人は再録をした。青いシルクの衣装に着替え、赤い照明のステージ。壮大で重厚な音が重なる演奏の中、静まり返り、今度は2人の声が重なる、追いかける。時に向かい合い、これでもかという真剣な眼差しで見つめ合い、一つ一つ言葉を紡ぎ、お互いを確かめ合うように歌いこなす、ユンホとチャンミン。

チャンミンの、心が震える程のハイトーンボイス。低く優しいユンホの声が、チャンミンの声に重なり、織りなすハーモニー。二度と聴けないと思っていた曲に、2人が新たな息を吹き込んだ


“Why(Keep Your Head Down)”は青い照明の中、メインステージから移動。会場が真っ赤になり、ユンホのパワフルで迫力のあるソロダンスから始まる。2人が手を上でタッチしてから、下でしっかりと握りしめ合う。東方神起の真なる始まりの曲であり、代表曲である。重厚なサウンドと貫禄あるダンス、力強い歌唱力、気迫迫る表情。これぞ王者。色々な想いが込められたこの曲で本編が終了した。

東方神起2人の、本当の意味での再始動曲であり代表曲。東方神起とファンが共鳴する。圧巻のパフォーマンスを目にし、会場の掛け声が一丸となる様子は、鳥肌ものである


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