黄色いキャップでおなじみ「かどや」の創業168年目での変革。「ごま油」で、世界を目指す
東京ウォーカー(全国版)
家庭の台所にある「黄色いキャップのくびれた瓶」。誰もが一度は見覚えがあるはずだ。
このおなじみの瓶を生み出した「かどや製油」は、国内ごま油市場でシェア約45%(※)を誇るトップメーカー。その始まりは、瀬戸内海に浮かぶ小さな島、小豆島(しょうどしま)にあった。
※インテージSRI+ごま油市場ブランド累計販売金額(日本) 2025年4月~2026年3月
小豆島の“角地”で生まれた「かどや」の原点
かどやの創業は、幕末の1858年。小豆島の「角地(かどち)」に製油所を構えたことから、「加登屋(かどや)」という名前がついた。
創業当時から変わらないのが、品質に一切妥協しない職人たちの姿勢。その高い品質と妥協なき姿勢を象徴するのが、今もパッケージに刻まれている「山角(ヤマカク)」マークだ。
さらに、かどやは日本の食卓の風景をガラリと変える大偉業を成し遂げている。
約60年前まで、ごま油は飲食店などが使う業務用が中心で、家庭にはほとんど普及していなかった。そこへ「一軒一軒の家庭においしいごま油を届けたい」と、小豆島から日本で初めて家庭用の小瓶(小売り)を作って全国に広めたのが、ほかでもない「かどや」だったのだ。
「ごま油の小瓶」から、世界へ羽ばたく「KADOYA」へ
小豆島で生まれた、伝統と小瓶で食卓を変えたイノベーション精神。この2つを胸に、創業168年目を迎えた同社が今見据えるのは本格的な世界進出だ。
2026年11月5日(木)の「ごまの日」に向け、伝統の「山角」マークを受け継ぎつつ、コーポレートロゴを英文の「KADOYA」へ統一。新たに「ひらけ、ごまの可能性。」というメッセージを掲げた。
実はすでにアメリカやカナダでもトップシェアを誇っている「かどや」のごま油。北米の日本産ごま油市場では実に約7割(※)という圧倒的なシェアを誇っている。
※かどや製油調べ
小豆島の角っこから始まった一軒の製油所は、ごま油を日本の家庭の常識にし、今や世界中の食卓を変えようとしている。168年目の新しい挑戦に注目したい。
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