成宮寛貴「やりたいことをしている時間が幸せ」“強く生きるために必要なこと”とは?復帰後初映画『藁にもすがる獣たち』インタビュー
東京ウォーカー(全国版)
成宮寛貴が最近おすすめのドラマを語る
――劇中で、森七菜さん演じるミステリアスな悪女・し〜ながMEGUMIさん演じる主婦の美奈に「弱いのはお金がないから」と話すシーンが印象的でした。成宮さんは強く生きていくためには何が一番必要だと思いますか?
【成宮寛貴】年齢を重ねていく中で、守るべきものができて、それを糧に生きることが強さになったりする人も多いと思います。僕は、今自由にやりたいことをしている時間がすごく幸せ。もしお金がたくさんあっても、やりたいことがなかったらキツいんじゃないかな。そう思いません?
――趣味でも仕事でも、何かやりたいことがあった方が人生楽しめますよね。
【成宮寛貴】そうそう。ただ、いつかやりたいことがなくなってしまったとき、自分はどうなってしまうんだろうか…?なんて思ったりもします。
――やりたいことがなくなったとしても、本作を観るとお金にだけは振り回されないようにしようと思えますよね。
【成宮寛貴】ほんと、お金に振り回されるのは危険ですね。もちろんお金によって救われることもあるけれど、だからといって必要以上にたくさん持っていても幸せになれるとは限らないですよね。でも、お金に振り回されている登場人物たちの姿はとっても人間らしくてチャーミングなので、楽しんでもらえたらうれしいです。
――話は変わりますが、2025年はドラマ『死ぬほど愛して』の殺人鬼役、そして今年は舞台『サド侯爵夫人』でも素晴らしいお芝居を見せてくださいました。久々に映画やドラマ、舞台の現場を経験されてみて、俳優として今どんなことを感じてらっしゃいますか?
【成宮寛貴】まずはこの状況に感謝しています。そして、今後は何をしたらやりたい仕事を獲得していけるのか、そういったことをすごく考えていて、ふとした瞬間に“生きているなぁ”って感じます。40代になると、本来だったらベテラン俳優の域に入ってくると思うのですが、自分の場合は“次はどうしよう?何しようかな?”ってドキドキしているし、毎日が新鮮です。
――そんな成宮さんが、最近ご覧になった映画やドラマで刺激を受けた作品があれば教えていただけますか。
【成宮寛貴】細木数子さんの半生を描いたNetflixのドラマ『地獄に堕ちるわよ』は、丁寧に作られていたので、日本のエンターテインメント界に期待が持てましたし、すごくおもしろくて引き込まれました。あと、『マインドフルに殺して』っていうドイツのドラマもおもしろかったのでおすすめです。
――『マインドフルに殺して』は初めて聞きました。どういった内容なのでしょうか?
【成宮寛貴】ストレスを抱えた弁護士が、マインドフルネス講座というのに参加してストレスの対処法を身につけていくのですが、なぜか人殺しをしてしまうというぶっ飛んだストーリー(笑)。主人公の行動はよくないけれど、不思議とどんどん魅力的に見えてきて、気づいたら好きになってしまうんです。お話がおもしろいのはもちろんですが、映像がかわいいので、気になった方はぜひチェックしてみてください。
取材・文=奥村百恵
◆スタイリスト:杉長知美
◆ヘアメイク:INOMATA(&’s management)
衣装=シャツ(2万9千700円)、パンツ(3万8千500円)/ VERYTAGE(Sakas PR TEL:03-6447-2762)、ネックレス(20万9千円)、右手薬指リング(6万500円) MARIHA(MARIHA TEL:03-6459-2572)
(C)曽根圭介/講談社 (C)2026「藁にもすがる獣たち」製作委員会
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