自動調理家電はついに「常識キャンセル」へ!調理家電の現在地をリサーチ!
東京ウォーカー(全国版)
料理を作る気力がない…、でもおいしいごはんが食べたい。具材を放り込んで、あとはぼんやり天井を見ているだけで料理が完成してくれたら、どれだけ負担が軽くなるだろうか。しかもその料理は、「焼き」から「煮込み」まで、レパートリーが豊富で…。
タイガー魔法瓶の新製品発表会で、カット野菜と豚肉を投入し、見張りもひっくり返しもせず約12分で香ばしい焼きそばが完成した瞬間、最近の疲れ切った自分が「…なんてうらやましいんだ」と心の中でつぶやいた。
自動調理家電の歴史が到達した「常識キャンセル期」とは?
私たちの生活に寄り添ってきた自動調理家電の歴史を振り返ると、大きな進化の歩みが見えてくる。1990年代の第1世代は「手料理信仰期」と呼ばれ、元祖となる電気調理鍋が登場したものの「文明の力に頼るのは手抜き」という抵抗感が強い時代だった。
2000年頃の第2世代「共働き初期」を経て、2015年以降の第3世代「タイパ重視期」では、自動かき混ぜ機能やスマホ連携の登場により「手間を減らして外食レベルの料理を楽しみたい」という需要でいっきに普及が進んだ。
納得感を持って迎えられたそれらの時代を経て、現在、時代は第4世代である「常識キャンセル期」へと突入している。世の中は「コンロ・包丁キャンセル」に象徴される徹底的な家事省力化へと向かっており、単なる時短を超えて「包丁不要・火を使わない・片付け最小限」で完結するストレスゼロの調理と、失敗しないおいしさの両立が求められるようになった。
タイガー魔法瓶の調理事業ブランドマネージャー・福富博史さんは「家庭料理で最も行われる工程は『焼く・炒める』が約6割を占める。見張りやひっくり返す作業が不要な『焼き』の自動化こそが、真の自動調理家電への鍵だ」と語った。
最新調理家電「GRISIA(グリシア)」
家庭で最も頻度が高い「焼く」調理は、焦げ付きや火加減の難しさが最大の悩みだった。これを解決するために登場したのが、2026年11月21日(土)発売のマルチグリルクッカー「GRISIA(グリシア)」(想定売価:4万9500円)だ。
業界初(※)となるカーボンヒーター(上)とIHヒーター(下)を両面搭載した「全包囲加熱システム」を採用。約2秒で発熱する高火力ヒーターと高精度センサーにより、見張りもひっくり返しも一切不要。食材を入れてボタンを押すだけで、皮はパリッと、中はジューシーなプロ級のグリル料理がほったらかしで完成する。
※タイガー魔法瓶調べ(2026年10月時点)。国内家庭用自動調理鍋における、カーボンヒーターとIHヒーターを搭載し両面焼きグリルができる自動調理鍋に対して。
「キッチン」から「リビング」へ。料理の風景そのものが変わる
GRISIAの魅力は、調理の手間を減らすだけにとどまらない。卓上に置けるデザインとサッと拭くだけの簡単お手入れにより、調理の場所そのものを自由にする。
福富さんは「コンロの代わりに食卓やリビングに置くことで、キッチンと食卓の境界線がなくなる。料理をする人も食べる人も同じ空間で時間を共有できる新しいライフスタイルを提案したい」と語った。
「作る・食べる・片付ける」のすべてを手軽にする最新家電が、これからの「調理」の概念を変えていくかもしれない。
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