週末クルマライター・栗原が行く!夜藤と縁結びの足利半日独り旅
東京ウォーカー(全国版)
宝来軒から足利方面に進むこと約10km。目的地である「あしかがフラワーパーク」に到着。

入園すると、平日であるにも関わらず園内は大にぎわい。西ゲートから入ると、まず目に見えるのは花房が最長1.8mにも成長する大長藤。風が吹くと、ふわりとやさしい藤の香りが周囲に漂います。

さぁ取材するか!とカメラを構えるも、ラーメンを食べたためか、甘いものが欲しくなった筆者。西ゲートの売店で「藤ソフト」(400円)を見つけたので試しに買ってみました。

藤色のソフトクリームはやや硬めの食感で、ジェラートとソフトクリームの中間といったところ。牛乳の味わいが濃厚なうえ、藤の香りを楽しめます。藤を見ながら藤を味わうという、ここならではの経験をしました。

さて取材開始。園内は見渡すかぎり「藤」だらけ。見事なまでの「藤っぷり」です。


葡萄の房のような花をつける「八重藤」、可憐な花で魅了する「白藤」、そして桜色の「うす紅」など約350本が植栽され、トンネルやカーテンなど、さまざまな形の藤棚で楽しめます。

圧巻は樹齢150年を超える「大藤」。広さ1000平方メートルの藤棚は、天から藤が降り注いでいるかのようです。

また藤だけではなくツツジも見頃を迎えていて、園内はまさに花のパラダイス! 普段、花を意識して見ることは少ない筆者は、これだけの数を見ることができて、来てよかったなぁシミジミ思いました。

園内は広く、結構歩いたので、正面ゲート近く「コールドストーンエクスプレス」で販売している「フジクレーマリー」(580円)を買ってひと休み。藤フレーバーのアイスクリームの上に、ブルーベリーのホイップクリームと藤の花をあしらった、あしかがフラワーパーク限定商品で、先ほどの藤ソフトクリームよりも濃厚な甘さを楽しみました。見た目もよくSNS映えしそうです!

日が落ちる頃、園内の各所でライトが点灯。お待ちかねの時間が始まりました。昼間は日の光に照らされて淡い色の藤の花が、キセノン系の照明によって、昼間とは違う幻想的な雰囲気に変わります。

藤棚の下ではあちらこちらから感嘆の声とシャッター音が響き渡ります。

園内各所で様々な写真を撮りましたが、個人的なベストショットは「八重藤」を大きく捉えたこの一枚。いかがでしょう。

フラワーパークの客層は、カップルか家族連れがほとんど。そして訪日観光客の姿が目立ちました。みなさんスマートフォンやタブレット端末、一眼レフで、写真撮影に熱中。筆者がカメラを2台ぶら下げて歩いていたところ、カップルからカメラを手渡され、藤棚をバックに幸せそうな一枚をパチリ。いつまでもお幸せに、と思いながらフラワーパークを後にしました。

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