「地元の人たちの温かさに助けられての撮影でした」海老瀬はなインタビュー 「京都太秦物語」(5/22(土)公開)
関西ウォーカー
京都の太秦にある商店街を舞台に、クリーニング店の娘・京子と芸人を目指す豆腐店の息子・康太の恋や商店街の暮らしを、地元の人々のインタビューを交えながら描く「京都太秦物語」。山田洋次監督が共同監督として名を連ね、立命館大学の学生と作り上げた本作で、京子役に抜擢されたのが「築城せよ!」('09)でヒロインを務め、今後の活躍が注目される京都出身の海老瀬はなだ。京子について「昔で言う、原節子さんみたいな“一歩二歩下がって男性についていくような女性”で自分とは正反対ですね。脚本を読みながら“何で京子は怒らないんかな?”とか思うくらいでした(笑)」と話す彼女。しかし、本作への出演は夢がかなった瞬間でもあったという。
「1シーンでもいいから山田監督の作品に出演してみたいと思っていて、京都を舞台に京都弁の映画に参加するのが夢だったんです。それに、学生さんと一緒に映画を作る機会なんてめったにないので、私も一緒に映画作りを学べたらいいなと思いました」
そんな期待感の一方で、ヒロインの両親役を始めメインキャスト以外は商店街の人々で、実際の店舗で撮影するなど「地元の方との距離を縮めないと、ぎこちない雰囲気が作品に出てしまうんじゃないか」と、不安もあったという。しかし、学生スタッフが事前に商店街を何度も訪れ、その熱意に応えようと地元の人々も撮影に協力してくれた。
「地元の方と親しくなるために “うちに泊まって”と言ってくだされば、お言葉に甘えました。とても温かく迎え入れていただいたので “本当の家族になれるかも”と思えて、助けられました」と彼女も話すように、商店街に暮らす人々の絆がリアリティを伴って収められ、今年2月に行われたベルリン国際映画祭でも高い評価を得た。
「海外の方からは“観光名所としての京都は知っているけど、人々の暮らしは知らなかったから新鮮”という感想をいただきました。インタビュー部分は地元の人たちが話す本当の言葉なので、私もグッと引き込まれましたね。ラブストーリーが主軸ではありますけど、商店街に暮らす人たちの絆を感じてほしいです」
さまざまな人に支えられ、作り上げられた本作。人との絆の大切さを、身に染みて感じるはずだ。
(海老瀬はな PROFILE)
PROFILE●1985年12/9、京都府生まれ。2006年に映画デビューを果たし、「犬と私の10の約束」('08)など話題作に出演。「築城せよ!」('09)でヒロインに抜擢され、一躍注目を集めた。テレビドラマやCMでも活躍中
(STAFF&CAST)
監督・企画・原案・脚本:山田洋次 監督:阿部勉 脚本:佐々江智明 出演:海老瀬はな USA(EXILE) 田中壮太郎 西田麻衣 北山雅康 ボルトボルズ弓川 アメリカザリガニ 田中泯 ナレーション:檀れい('10松竹)上映時間:90分
※5/22(土)よりMOVIX京都にて公開
この記事の画像一覧(全2枚)
キーワード
テーマWalker
テーマ別特集をチェック
季節特集
季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介
全国1300カ所のお花見スポットの人気ランキングから桜祭りや夜桜ライトアップイベントまで、お花見に役立つ情報が満載!
全国約900件の花火大会を掲載。2025年の開催日、中止・延期情報や人気ランキングなどをお届け!
ゴールデンウィーク期間中に開催する全国のイベントを大紹介!エリアや日付、カテゴリ別で探せる!
おでかけ特集
今注目のスポットや話題のアクティビティ情報をお届け
キャンプ場、グランピングからBBQ、アスレチックまで!非日常体験を存分に堪能できるアウトドアスポットを紹介