週末クルマライター栗原が行く!北海道初開催の「D1グランプリ」でドリフトとグルメを堪能(前編)
東京ウォーカー(全国版)
ドリフト競技の最高峰「D1グランプリ」が開催18年目にして初めて北海道の地に上陸!モータースポーツ好き編集者の栗原は、帯広にある「十勝スピードウェイ」に行ってきました!今回は前編として土曜日の予選と、その日に食べたローカルグルメについてレポートします。

日本生まれのモータースポーツ「ドリフト」
ドリフト競技は速さとドリフト姿勢の美しさを競う日本生まれのモータースポーツ。採点競技で滑る様子から「モータースポーツ界のフィギュアスケート」とも例えられています。
D1グランプリはその中でもっとも歴史が古く、今年で18年目。日本各地だけでなく中国やロシアでもD1グランプリの大会は行われていますが、北海道で行われたことはなく、今回初めて河西郡更別村にある、道内で唯一のFIA公認サーキット・十勝スピードウェイで開催となりました。
羽田から十勝までは1時間30分ほど
都内から十勝スピードウェイへ行くには、羽田からとかち帯広空港へ向かい、そこから車を使うというルートになります。今回は仕事の都合で前泊することができなかったため、レース当日の土曜朝7時10分発の始発便で向かうことに。

そして朝8時30分。とかち帯広空港に到着。朝の羽田は気温20度でしたが十勝平野の気温は7度。6月とは思えない肌寒さです。

交通手段は自動車のみで電車はありません。とある人に伺ったところ、空港から十勝スピードウェイまでタクシーで向かうと6000円を超えるとのこと。空港近くのレンタカー屋で軽自動車 (1泊2日で8000円程度)を借りることをオススメします。
とかち帯広空港から十勝スピードウェイまでは16キロメートルほど。車窓から見える風景は、左右を見渡しても畑と白樺の樹とサイロだけです。自動車はあまり走っておらず、時折見たことがないような大型のトラクターを見かけることも。ひたすら直線で、道中の信号機はたったの2箇所!

十勝スピードウェイに近づいたところで「道の駅さらべつ」を発見。

店内は更別村の農産物や十勝ならではのお菓子がいっぱい。なお、道の駅さらべつにATMはなく、最寄りの金融機関は道の駅から10km以上先にあるコンビニエンスストアとなります。

飲食スペースでメニューを見ると、更別産小麦100%という「さらべつさんうどん」(600円)を発見。生麺のため15分ほどかかるとのことでしたが、折角なので注文。具は月見とごぼ天が選べ、私はごぼ天を選択。

まず真っ黒のツユに驚きます。塩っぽいのかなと覚悟を決めて一口すすると、これがあっさりして塩辛くない。むしろ昆布のダシも効いて旨味と甘味がたっぷり。麺は讃岐のようなコシの強さよりも、喉ごしと香りのよさが売りで、ほのかな麺の甘さが昆布ダシのツユとマリアージュ。カラッと上がったごぼ天は硬いものの、噛めば噛むほど自然の旨みを感じました。
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