知ってる?おなじみ花火大会の「スターマイン」。実は花火の名前じゃないんです!

2018年6月13日 21:00更新

東京ウォーカー(全国版) ウォーカープラス編集部

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花火大会のフィナーレを飾ることも多い人気の「スターマイン」。プログラムに打ち上げ方法として記載されているものが作品名のように見えてしまうのかもしれないが、スターマインは花火の名前ではなく、いわゆる「速射連発」の打ち上げ方法の名前だ。すっかりおなじみ、けれど意外と知らないスターマインについての豆知識を紹介しよう!

数十発から数百発におよぶ花火玉を連続で打ち上げる方法のことをスターマインと呼ぶ。和製英語ではないかと思われるが、ネーミングの経緯はあまりはっきりしないらしい。ただし、海外の花火用語にスターマインという表現は見当たらない。

花火大会で見るスターマイン

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近年の花火大会ではオープニングやフィナーレなどの要所で使われ、抜群の存在感を放っている。スターマイン見たさに大会へと足を運ぶ人もいるのではないだろうか。かつての花火大会では仕掛け花火の合い間に打ち上がる「裏打ち」として脇役扱いだったのが、今では誰もが認める主役級の活躍ぶりだ。1959年(昭和34年)には茨城県の土浦全国花火競技大会で「速射連発の部」(後に「スターマインの部」に改称)として独立し、競技部門の一つに。以降、煙火業者たちのいっそうの研鑽によりスターマインのクオリティは飛躍的に向上した。

テクノロジーとの融合でスターマインの隆盛はゆるぎないものに

【写真を見る】花火大会で圧倒的な存在感を見せるスターマイン(C)photolibrary

その躍進を牽引したのは、点火方法の移行だろう。人の手で打ち上げる「手打ち」から電気点火に変わったことで、従来の導火線使用では成し得なかった発射時間の精密なコントロールが可能になった。

電気を流すタイミングをコンピューターによって完全制御することで、設定通りに複数の花火を開花させる。つまり、より複雑な組み合わせの構成が実現可能になったのだ。現在は遠隔操作による電気点火が完全に主流で、安全面も格段に改善されたという。

コンピューターに制御された高精度な点火は花火と音楽とのコラボレーションにも一役買っている。従来の音楽BGM入り打ち上げとは一線を画す、音楽とのシンクロ率が非常に高い「ミュージックスターマイン」は、芸術性およびエンターテインメント性の高さもピカイチ。レーザー光線など花火以外の光の演出とも絡めて、完成度は高まる一方だ。

この夏の花火大会でも華々しいスターマインを目に焼き付けて、素敵な思い出の一ページにしよう。

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