<福岡うどん愛>ヘルシーな惣菜がお代わり自由!コスパ抜群の「すーさんうどん」
九州ウォーカー
福岡市東区と直方市を結ぶ県道21号沿いに建つ「すーさんうどん」(福岡市東区土井)。地元民を中心にリピート客が多いこの店最大の魅力は、うどんやそば、定食を注文すると、惣菜を好きなだけ楽しめるという“コストパフォーマンスの良さ”にある。

常時約19種がそろう惣菜をお供にうどんを味わう
店内右奥に貼ってある「すーさんうどんの流れ」より、この店の食事ルールを紹介する。

まずは席に着き、うどんかそばか定食を注文しよう。“惣菜に合ううどん”がコンセプトのため、かけ(550円)やぶっかけ(590円)、ざる(600円)など、うどんメニューはシンプルなものばかりだ。+100円で大盛り、小学3年生以上を対象とした麺の量が半分の「大人用半玉」(550円)や、3歳~小学2年生が食べる麺の量にした「子供用半玉」(450円)もある。

注文がすんだら次は惣菜コーナーへ。天ぷらやサラダ、煮物、酢の物、漬物など、常時約19種の惣菜がお代わり自由。天ぷらはなくなるとすぐに揚げたてが用意されるところもうれしい限りだ。うどんのトッピングにしてもよし、うどんのお供として味わうもよし、自分の好きな量で堪能できる。
サービス精神旺盛な店主の“お客様愛”がスゴイ
開業から50年以上続く老舗。店名の「すーさん」は、今なお現役として厨房に立つ店主の愛称に由来する。今回は、その店主を補佐する店長の畑田真佑さんに、独特の食事システムや歴史について話を聞いた。

「“おいしいものをバランスよく食べて健康になってほしい”という思いから、オーナーはお代わり自由の惣菜付きメニューを始めました。麺料理や定食との多様な組み合わせがお客様に支持されたことで、リピーターにもつながっています。」

「惣菜に使う食材は野菜が中心で、季節に合わせて近隣の青果店などから仕入れています。宮崎県の契約農家が作るラッキョウやイモ天のサツマイモなど、オーナー自らが目利きして直接現地から仕入れたものもたくさんあります。」

創業当時は温かいうどんとそばのみだったメニューは、お客様の要望にあわせて少しずつ増やしていった。その一つが「辛ウマうどん」(590円)。麺はスルっと食せるよう温うどんより細めにしてコシを残し、豆板醤や赤だし味噌、オリーブオイルで辛旨に仕上げる。ピリッとした辛さがヤミツキになる一品だ。
利用シーンは無限大!好きなスタイルで楽しもう

うれしいサービスは他にもある。ご飯や煮魚定食の魚もセルフサービス。その日の気分にあわせてご飯の量を調整したり、魚を選ぶことできる。惣菜は店内でも販売。1g1.3円~量り売りを行っている。お代わり自由の惣菜に、ご飯とうどんのスープがついた「惣菜定食」(550円)も好評だ。


広い店内には、カウンターやテーブル、座敷など50席を配置。お一人様からファミリーまで多様なシーンでの利用ができる。料金を気にせず、惣菜を自分好みの量で堪能できるうどん店へぜひ一度足を運んでみよう。
[すーさんうどん]福岡県福岡市東区土井3-2-18 / 092-663-2855 / 11:00~21:00 /年始のみ休み
取材・文=西田武史(シーアール)、撮影=菅祐介
西田武史(シーアール)
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