笑って泣いて楽しめる!下北沢で演劇観るならこの劇場
東京ウォーカー
37年前、下北沢がまだ「演劇の街」として定着する前のこと。役者から実業家に転身した本多一夫が、鈴なり横丁の2階に「ザ・スズナリ」を開場したことから、この街の演劇文化が育まれていくようになった。
独自の演劇文化を育む劇場

下北沢には劇場やホールを合わせると10以上の演劇施設があり、老若男女問わず、多くの演劇人や演劇ファンが集まってきている。そして、その中心に位置しているのが、「ザ・スズナリ」「本多劇場」「駅前劇場」などを運営する本多劇場グループだ。同グループの劇場では、日々の鬱憤や苦労を笑い飛ばしてくれるような喜劇ものから、シリアスな展開で“社会”や“命”について考えさせられるものまで、幅広いラインナップの作品が入れ替わり上演されている。

劇団が使いやすくなるように少しずつ工夫を重ねながら、創り手と観客と劇場スタッフの三者の“情”が通いあう環境を整えている。そういった環境整備が、気鋭の劇団が下北沢を目指す所以の一つに挙げられる。そのため、ユニークな視点や手法で構成された新生劇団の作品と出会える可能性が高いのだ。

都内の中心にある大劇場とは違い、ミニマムな空間だからこそ生まれる新しい演劇の波をいち早くキャッチするためにも、下北沢の劇場に足を運んでみるといい。きっと、想像を超える新しい演劇文化を体感できるはずだ。
東京ウォーカー編集部
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