井上苑子「『ハタチになってひと皮むけた?』なんて、 思ってもらえたらうれしい」インタビュー at NAGOYA

東海ウォーカー

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シンガーソングライターの井上苑子が、20歳になって初のリリースとなるミニアルバムを発表。1つの節目を迎え、新たなスタートを切った彼女に話を聞いた。

シンガーソングライターの井上苑子


――“20歳を節目に”という気持ちが伝わってくるアルバムでした。

「アルバムのテーマは“エモーショナル(感情的)”。20歳になったことをきっかけに、自分の中身をもっと出せたらと思って。歌詞は20代の私を意識しましたし、曲調はロックが中心。今までやっていなかったことを積極的に取り入れました!」

――特に歌詞からは、井上さんの新しい一面が見られたと思います。

「曲を聴いた時、歌詞の主人公に感情移入したり、その世界に入り込んでしまったりすることはありますよね?私も聴いてくれた人にそんな風に思ってもらいたくて。例えば『Chocolate』という曲で書いたのは、“チョコみたいに甘くて苦い恋”を経験した女の子。配信直後、『自分と重なり泣けました』という声を多くもらえたのはありがたかったですね」

――ロックテイストな井上さんは、ファンからどんな風に見られると思いますか?

「最初は“求められていないかも”って考えてしまって、少し怖かったです。でも、新曲の配信やライブでみんなの反響を見て、受け入れてもらえたと感じました。音楽活動を始めてから、イベントに出たり、対バンしたり、楽曲提供してもらったりして、どんどん好きなものが増えていったんですね。それを形にしたのが今作ですし、みんなに共感してもらえることはとびきりうれしいです!」

――20歳からは、“井上苑子 ~第2章~”と言えそうですね!

「言えると思います!本音を言うと、私はネガティブで、自分に自信を持てない部分があって。10代のころは、そんな“嫌いな自分”を隠しながら歌っていました。でもこれからは、マイナスな部分もしっかり表現して、私の中身をみんなに見てほしい。本当の意味で“納得できる音楽”はそこにあると思うから」

――前回TWに登場した時は19歳。今回話していて、そのころよりも“目指す場所が明確になっている”と感じました。

「そうかもしれないです。みんなを楽しませる“エンタテイナー”になりたいというのは昔からあって、10代はそこを目指して、いろいろなことに頑張っている自分がいました。でも今は、表現を音楽に特化して活動できていると思います。頭の中をシンプルに、井上苑子にしかできないことを探していきます!」

【写真を見る】今までとは違ったアプローチで表現したというジャケット写真。1stミニアルバム「Mine.」(1800円、通常盤)


東海ウォーカー編集部

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