1年かけて開発したヘルシーなのにおいしい低糖質かき氷
東京ウォーカー(全国版)
飲み屋街として知られる新宿区荒木町にある、かき氷の隠れた名店「Ryan」。独創的なかき氷で、多くの“カキゴーラー”をうならせてきた店主が1年をかけ開発した、かき氷史上類を見ない「低糖質かき氷」の魅力に迫る。
イチジクとチーズの特製ソースで注目を集めた「いちじくチーズはちみつ」
店主はありささん、みくさんの姉妹。会員制スナックの日中を間借りして、2012年の夏から期間限定で日中のみかき氷店をオープンさせた。

「飲み屋街ならではの“お酒のおつまみ”をイメージして、メニューを開発しました。例えば、一番人気の『いちじくチーズはちみつ』は、おつまみの定番のイチジクとチーズをかき氷で表現できないかと思って」と姉のありささん。

「いちじくチーズはちみつ」(950円)は意外な組み合わせだが、ゴロゴロと入ったイチジクのコンポートの甘さに、特製チーズソースの塩味とコクが合わさり、かき氷とは思えない濃厚な味わい。そこにアクセントの黒胡椒がキリッと効いていて、絶妙なバランスだ。まさにかき氷の枠を超えたスイーツといえる。
実現まで1年!「ベリーベリーミルク」「ティラミス」の低糖質メニュー2種
「自分が好きな味やテイストをかき氷で表現するとどうなるのか、日々実験のように開発しています」と妹のみくさん。次々と新しい味を誕生させた同店では、昨年から新たに「低糖質かき氷」を始めた。

「かき氷が好きなのに、健康維持のために食べられなくなった知人がいて。糖質が気になる人でも満足できる、おいしいかき氷を作りたいと思いました。かき氷の味の要となる甘さを何で出すか、すごく苦戦しましたね。食感にもこだわって、試行錯誤を何度も重ね、実現まで約1年かかりました」と話すありささん。
現在、低糖質メニューは「ベリーベリーミルク」「ティラミス」(各1000円)の2種だけだが、今後も開発に力を入れていくそうだ。

夏~秋の期間限定の営業だった「Ryan」だが、満を持して2017年秋に2号店となる常設店をオープンさせた。現在はこちらの「Ryan 02」でのみ低糖質メニューを味わえる。かき氷の未知なる世界を探求する「Ryan」両店に足を運んでほしい。
ウォーカープラス編集部
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