葉山生まれのシンガーソングライター・miwaが自身初ベストアルバムと今を語る!【前編】

2018年7月27日 8:00更新

横浜ウォーカー 取材・文=古城久美子、撮影=山本佳代子

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地元横浜アリーナでファイナルを迎えた「acogussimo」ツアーほか、デビューから駆け抜けた8年と今を語る

地元横浜アリーナでファイナルを迎えた「acogussimo」ツアーほか、デビューから駆け抜けた8年と今を語る
(C)撮影= 山本佳代子

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葉山出身のシンガーソングライターmiwaが、2010年のデビューから8年を経て、7月11日に自身初のベストアルバム「miwa THE BEST」をリリースし話題に。デビュー曲「don’t cry anymore」から、代表曲「ヒカリへ」「ミラクル」「君に出会えたから」「シャイニー」ほか、全シングル28曲のほか、まだ発表されていない新曲などを収録する。同作品のほか、miwaにとって節目となった横浜アリーナでのライブについて、話を聞いた。

——もう、デビューから8年なんですね。

miwa 早いですよね……当時は、まだ19歳で大学1年生でした。

——デビュー曲は、ベスト盤「miwa THE BEST」に収録されている1曲目「don’t cry anymore」でしたね。みずみずしさにあふれていますが、このころデビューの実感はありましたか。

miwa 幼いころからずっと歌手になりたかったので、「ここからやっと始まるな」って思っていました。CDショップにも行って自分のCDが並んでいるのを見たり、デビュー曲がドラマの主題歌だったんですが、初めてドラマで流れた時はすごく感動しましたし、デビュー日に「shibuya eggman」で招待制のワンマンライブをやったんですけど、デビュー前からライブをやっていた場所でしたし、見に来てくれる人がいるんだっていうのがすごくうれしくて、デビューしたんだなっていう実感がありました。

——ベスト盤からも伺えますが、この8年って成長の過程だったのでは?

miwa そうですね。本当に一歩一歩やってきたなって。最初は大学に通いながら活動していたところから、卒業して音楽1本になるという環境の変化もありましたし、お客さんも8年分歳を重ねてきているんだなという感じがあって。8年というとまた新しいファンの方たちも増えるので、そういう新しい出会いもおもしろいんですが、「中学生だった子が社会人になる」「7歳の子とか生まれていなかったんだ!」とか考えると、短いようで、意外と年月は経っているんだなって感じます。今回のベスト盤は、曲がリリース順に並んでいるので、デビュー当初からの変化も感じられるのではないかなって思います。

——今回、ベスト盤を出そうと思ったのは、なぜだったんでしょうか。

miwa 数年前からベスト盤としてまとめようっていう話はずっとあったんですけど、2011年から47都道府県をまわることを目標にした弾き語りツアー「acoguissimo」をまわってきて、今回、横浜アリーナ公演(6/10)で完走することができました。それはひとつの区切りだなというのと、「また、ここからはじまる!」という新しい気持ちも生まて。このタイミングでよかったと思っています。

——全県制覇まで、実際にツアーをまわるのも大変だったのでは?

miwa そうですね。移動とか大変でしたけど、でも初めて行く土地で、自分の音楽を聴いてくれる人が待っていてくれるというのは、勇気ももらいましたし、「初めてライブを見ます」という方もたくさんいたから、そういうところへ、ギターを持ってライブをしにいけたのは、すごくいい経験になりました。

——ファイナルの横浜アリーナ公演はいかがでしたか。

miwa 最後に出身地に帰ってこられて、しかも、横浜アリーナでというのはうれしかったですね。はじめたころはライブハウスで200~300人キャパでやっていたので、1万人規模の会場で弾き語りをするというのはチャレンジでもありました。実際、横浜アリーナで女性ソロアーティストが弾き語りでワンマンライブをするのは史上初ということでしたので、なかなかできない経験をさせてもらえました。これも、観に来てくれるお客さんのおかげだなって。ステージには自分ひとりしかいないのですが、ステージから見える景色もあたたかくて、みんな、私を見守りに来てくださったような(笑)。47都道府県の完走を観に来てくれたんだなって。

——横浜アリーナのようなビッグステージに、ひとりで立つことに不安はありませんでしたか。

miwa 不安はなかったんですけど、いざ立ってみたら、自分がすごく緊張しているのがわかりました。それこそ、1曲目がデビュー曲の「don’t cry anymore」でスタートしたんですけど、すごく声が震えていて、思ったより緊張しているんだなって。やっぱりたくさんの人の前にひとりで立つというのは、自分もプレッシャーを感じていたんですね。ただ、意外とお客さんのことが見えて、ライブハウスのころから続けてきた恒例の「miwaに“聞きたい!”“言いたい!”」っていうコーナーがあって、一番後ろの人とも会話をして、アリーナでもそのままできて、アットホームな空気になったなって思いますね。

【写真を見る】葉山生まれのシンガーソングライター・miwa

【写真を見る】葉山生まれのシンガーソングライター・miwa(C)撮影= 山本佳代子

——ベスト盤に入る新曲「アコースティックストーリー」は、このツアーのために書き下ろしたそうですね。

miwa そうなんです。ギターを弾いてきて、47都道府県まわることができて、そこでたくさんの人たちに出会うことができました。そういう経験があって、出会ってくれた人に感謝の気持ちも伝えたかったし、ギターと私の今まで歩んできた道のりというのを曲に残しておきたいなと思いました。歩んできた8年間で、ひとつの物語のような経験を積ませてもらえたので、デビュー前は自分のことを曲にしようとは思わなかったんですけど、自分の人生を曲にしてもいいタイミングなのかなって。今だからそう思えるというか。

——それは、いい変化ですね。

miwa 歌詞にも変化があって、「don’t cry anymore」では「一人きり」という言葉が入っていて、一人きりでデビューしてやっていくんだって思っていたものが、「アコースティックストーリー」では「みんながいる」っていう歌詞を書けている。それは、出会ってきた人たちがいるという気持ちになれないと書けないものなので。そういう変化を自分の中でも感じられました。

——miwaさんの登場で、「ギター女子」という言葉が生まれて、みんなの目標になって、牽引してきた8年でもありますね。

miwa ひとりの夢がみんなの夢になるっていうのは、とても素敵なことだなって思います。私がやりたいことを叶えて喜ぶだけじゃなくて、その姿を見て、応援してくれたり、一緒に喜んでくれたりする人がいるのは心強いし、だから、大きな夢に向かって挑戦できるのかなって思いますね。

(→後編へ続く)

new album「miwa THE BEST」発売中

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