“食”に精通した編集部が選ぶ!東海エリアの絶品トンカツの店
東海ウォーカー
サクッとした衣の食感。ジュワッとあふれる肉汁。スタミナ満点のトンカツはこの時期こそ食べたいパワーフードだ!編集部がおすすめするとっておきのトンカツが味わえる店を紹介する。
脂と赤身のバランスが絶妙!粗挽きパン粉の食感も小気味いい
2004年のオープン以来、老若男女に愛されるアットホームな店「とんかつ&CURRY かつ星」(愛知県尾張旭市)。メニューによって、銘柄豚やほとんど脂身のないヘルシーロースなどを使い分けている。ざっくりとした粗めの特注パン粉を付け、最初は180度、仕上げに170度の油で中まで加熱。和風おろしやネギ味噌など味のバリエーションも多彩だ。

「特選リブロースかつ」(2570円)は、奥羽山脈の雪解け水で肥育された山形豚のリブロースを、250gにカット。山形豚の持ち味である締まりのある肉質と、ジューシーな脂を存分に堪能できる。+216円でご飯、豚汁、小鉢、漬物が付く定食に変更できる。

ロゼ色はおいしさの証、火加減が命の職人技
「とんかつ野崎」(三重県松阪市)では、注文の7割を占める「ひれとんかつ」(1180円)が名物。店主は全国に名を知られた名店「八千代本店」で修業し、その味を忠実に再現。音、色、時間、油の様子を見極め、約170度でトンカツを揚げていく。サクサクした衣とジューシーな肉に、職人のすごみが表われている。

人気の「ひれとんかつ」は、ヒレ肉をボール状に丸くカットして低温で揚げるため、中はしっとりレアになる。まずはなにも付けず、肉の味と衣のサクサク感を堪能したい。

自家製の塩こうじに漬け込み豚肉の旨味を引き出す
熟成豚を使ったさまざまな料理を味わえる居酒屋「なごや豚八堂」(名古屋市中区)。ドライエイジングで熟成させた豚肉メニューが多いなか、トンカツはウェットエイジングした豚肉を使用。適当な大きさにカットし、10日間かけて作る自家製塩こうじに漬け込むことで旨味を最大限に引き出す。

おすすめは「塩糀ロースとんかつ」(864円)。塩こうじがたんぱく質を分解すると肉は柔らかくなり、旨味もアップする。ラードで揚げるため、ほのかに甘い香りが感じられる。
鉄板で焼き上げるヘルシーなトンカツ
「焼とんかつの店 たいら」(名古屋市今池)は、創業30周年を迎えた焼きトンカツの店。師匠から店を受け継いだ2代目店主が、鉄板のクセを見極めながら均等に熱が入るように片面ずつ焼いていく。注文ごとに新たに油をひいて調理するため、ジューシーかつヘルシーで胃もたれしにくいと好評だ。

特に油をひいた鉄板にトンカツをのせ、ラードをかけながら焼く「上焼ロースかつ定食」(1520円)は絶品!ご飯、味噌汁、漬物付き。ソースは+100円でみそなどに変更できる。
夏バテ気味のこの時期にぴったりの、至極のトンカツ。東海エリアのこだわりトンカツを食べて夏を乗り切ろう!
東海ウォーカー編集部
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