関西芸人お気に入りのうどん“肉吸い”が東京で進化

2008年12月7日 12:30更新

東京ウォーカー

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関西芸人の間で“食べれば売れる”と、まことしやかにささやかれる「肉吸い(にくすい)」。うどんのダシに肉が入っているので肉の吸い物、それが略され、肉吸いと呼ばれるようになったものだ。この肉吸いが最近東京に進出し、独自の趣向を凝らしている。

誕生のきっかけは、間寛平などの師匠として知られる吉本新喜劇の芸人、花紀京だ。ある日、なんばグランド花月での出番前に近所のうどんの名店「千とせ」を訪れ、二日酔いなので軽く食事をするため「肉うどんのうどん抜きで」と注文。店主がそれに応えてしまったのが始まりで、ダウンタウンの浜田雅功の好物だったり、トミーズなどの大物芸人も若手時代に好んだことで、いつしか“売れる”ジンクスが誕生した。

その後、肉吸いは全国各地に広がり、東京では、すき焼き風、卵かけご飯風など、食べ方もお好みで選べるほどバラエティに富んでいる。

御茶ノ水にある「聖橋 鳥福」は、「体が温まりボリュームのあるメニューを」とランチ限定で肉吸い定食(680円)で提供。豚バラ肉や豆腐をいれ、ご飯はお変わり自由など食べごたえ十分。

「炙家 風土 青山店」は表参道の裏道に面している。宮崎牛を一頭買いしているだけあり、平日ランチ限定の「豆腐肉吸小玉」(900円)は牛肉のうま味が満載の本格派だ。

独自の風味の牛カスを使用する、経堂の「らうそん 経堂本店」は、かすうどんと肉吸いの専門店。「肉吸い」(800円)に使用する牛肉の小腸を油で揚げた牛カスが香ばしい。

ちなみに、本家・大阪なんば「千とせ」の肉吸い(580円)は牛肉を使用し、カツオと昆布のダシにシャキシャキとした青ねぎがのった、卵かけ白飯との相性が抜群な一品。噂は全国のお笑いファンにも広がり、全18席の店内はいつも満員。休日には全国からファンが訪れ、関西の観光名所のひとつとなっている。

店独自のアレンジをきかせ、進化を続ける“東京の肉吸い”。本場関西でも味わえない味をぜひ楽しんでみよう。【東京ウォーカー/中道圭吾】

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