【本誌拡大版】フロンターレ中村憲剛選手W杯振り返りインタビュー(4)

――Jリーグは後半戦が始まっています。W杯で、日本のサッカー熱が上がりました。

「盛り上がりは感じます。来てよかったと思ってもらえるようなプレーをして、勝って、この盛り上がりが続くようにしたいです」

――フロンターレは、川島選手、鄭選手がいないなかでの戦いです。

「ずっと出ていた2人がいなくなって、チームとして新しい形を構築していかないと。攻撃面ではクロ(黒津)や若い選手に期待したいですね」

――改めて今シーズンの目標を。

「変わらずタイトルねらいます。あきらめる位置でもないし、自分たち次第ですね」

――W杯の経験がJリーグに生かされていますか

「ベスト8以上行ったチームと比べると、ボールコントロールとかパススピードとか、技術面での差をすごい感じたので、普段の練習から意識するようにしています」

――4年後も目指していますか。

「W杯を経験して、もう一度行きたいという思いはあります。すばらしい場所だったし、人生で何回も出られる大会ではないので。自分の存在価値を高めていって、出られたらいいです。あんまり目標を立てて人生生きてきていないので、まずは週末の試合を。目の前のことをしっかりやって、頑張った先にあればいいですね」

【横浜ウォーカー】