NGT48新章開幕！荻野由佳「夢へのドアもたくさん見えた、希望がいっぱいの日本武道館でした」

2018年9月16日

東京ウォーカー（全国版）

　9月15日、新潟を拠点とするアイドルグループ・NGT48が4thシングル「世界の人へ」発売記念イベント「新章 NGT48宣言!!〜世界の人よ、共に歌おう〜」を東京・日本武道館で開催した。

　今年の春に、キャプテンを務めていた北原里英さんが卒業。ドラフト3期生と2期生が加入し、チームNⅢのほかにチームGが新たなに設けられるなど、今、NGT48は第2章の幕が上がったところ。今回の4thシングル「世界の人へ」はNGT48の新章開幕を象徴する作品ということもあり、リリース記念イベントを日本武道館で開催することが実現。2期生16人らを加えた現体制の総勢43人が初めて揃う今回のイベントに、8000人のファンが駆けつけた。

　イベントの内容はコンサートと握手会。コンサートでは、本間日陽さんがセンターを務める「ナニカガイル」でスタートし、チームNⅢとチームGの劇場公演曲、グループ初のオリジナル曲「Maxとき315号」を序盤から立て続けに披露した。

　中盤では、今回のシングル「世界の人へ」のカップリングを聴かせた。中井りかさんがセンターを務める新潟SHOWROOM選抜曲「Soft Serve」、冠番組「NGT48のにいがったフレンド！」(テレビ新潟)で活躍しているメンバーによるにいがったフレンド！選抜(センターは清司麗菜さん)による「泣きべそかくまで」、加藤美南さんがセンターのチームNⅢ楽曲「心に太陽」、本間日陽さんがセンターのチームG楽曲「カーテンの柄」、そして研究生21人による「今日は負けてもいい」を初披露。

　後半は、これまでのシングル表題曲「青春時計」「世界はどこまで青空なのか？」「春はどこから来るのか？」、そして最新シングル曲「世界の人へ」を歌唱し、会場を大いに盛り上げた。

　その後、お笑いコンビ・ロッチが登場し、新潟と富山で放送中の冠番組「にいがったフレンド！」の企画ステージが行われ、ジェスチャーゲーム、へぎそばを食べながらの平均台レースなどをチーム対抗で競った。そして最後は、ジャージ姿のまま、「世界の人へ」を歌い、コンサートパートが終了。

　握手会が行われる前に、囲み取材が行われ、メンバー43人が会見場に集結。加藤美南さんは「4月に北原里英さんが卒業されて、私がキャプテンに就任し、新チームも稼働して3か月になります。まだまだ不安なことが多いのですが、その中でドラフト3期生とNGT48の2期生が加わり、全メンバーで初めて披露するのが日本武道館というのはすごくピッタリな、ありがたすぎるお舞台だったと思います。日本武道館という大きな舞台で新しい曲を披露するという大きなチャンスをいただけたことは、今のNGT48の勢いの象徴ではないかと私は思っています。NGT48は43人になりましたけども、より一層ひとつになってこれからも活動していきたいと思います」と、キャプテンらしい力強い言葉でうれしい気持ちを表現。

　ドラフト3期生と2期生のパフォーマンスを見た印象を聞かれた柏木由紀さんは「初めてちゃんと会ったのは新潟でみんなでバーベキューをした時で、2期生やドラフト3期生の子といろいろお話をしました。今日、パフォーマンスを見て、すごくキラキラしていて一生懸命だったので、NGT48にいい子たちがたくさん入ってくれてうれしいなと、ほほえましく見てました」とコメントした。

　4thシングルで初めて選抜メンバーに選ばれたメンバーは3人。奈良未遥さんは「今回初めて16人選抜に選んでいただいて、日本武道館でNGT48のファンがたくさん入った中でイベントをさせていただいて本当に光栄です。こんなにステキな景気が見られるとは4年前には思ってもいなかったのですごくうれしいです」と喜びを伝え、中村歩加さんは「今回初めて選抜に入りました。(カップリング曲には)2期生とドラフト3期生による楽曲もありますが、そういうキラキラしたNGT48のみんなのためにも選抜ということを背負って頑張って行かなければいけないなと思っているので、オリコン1位を目指して頑張りたいです」と、西村菜那子さんは「今回、本当に16人選抜に入ることができて本当にうれしいです。今回のリリースイベントで唯一の心残りと言えば、『にいがったフレンド！』の放送地域が増えたんですけど、私の地元・長野県が入っていなかったことです。長野県のメンバーは安藤千伽奈、曽我部優芽も入りましたので、長野でも放送してもらえるように頑張っていきたいなと思います」と、それぞれが意気込みを語った。

　そして、チームGのキャプテンを務める本間日陽さんは「今日は日本武道館のステージにNGT48単独で立つことができました。すごく上の方までファンの方がいらっしゃって、ここが夢のステージなんだということを実感しました。でも、またここにこのメンバーで戻って来られるように、そしてもっと広い、もっとステキな景色を一緒に見たいなと改めて思いました。活動に対する意欲もすごくわきましたし、これからもっともっといいグループにしたいなと思っています」とさらなる目標を見つけた様子。

　最後は、今回のシングルでセンターを務める荻野由佳さんが「この日本武道館では、ひらがなけやきさん(けやき坂46)のコンサートを見させていただきましたが、その時は2階席から見ていて、思ったよりもステージとの距離が近いなと感じました。今日、ステージ側から見ても、お客さんの席が近く感じましたし、（応援グッズの）うちわも1個1個見えて、ひなた(本間日陽)が言ったように夢へのドアもたくさん見えました。希望がいっぱいの日本武道館でしたね」という言葉で締めくくった。

　4thシングル「世界の人へ」は10月3日(水)発売。