個性豊かな麺ぞろい!うどんの聖地・福岡でおすすめのうどん酒場9選
九州ウォーカー
うどん発祥の地・博多区の「承天寺」周辺は、個性が際立つうどん酒場の激戦区。博多、讃岐、胚芽麺など、各店の違いを楽しみながら巡ってみよう。
2つの有名店が夢の合体 博多名物を一挙に満喫!「稲穂と一慶」
うどんの「唄う稲穂」とモツ鍋の人気店「もつ鍋 一慶」が融合した店が「稲穂と一慶」。双方のダシや素材を駆使した料理が品書きに並び、新名物の「牛スジ串」や「やさい肉巻き」も見逃せない。お得なモツ鍋セットや飲み放題もあり、宴会利用にも最適。

昆布、イリコ、ウルメ、サバ節、本枯節からとる稲穂仕込みのダシが風味豊かな「ちくわ天うどん」(648円)。大ぶりなちくわ天のほか、ゴボウ天や肉など定番がそろう。
[稲穂(いなほ)と一慶(いっけい)]福岡県福岡市博多区上川端町14-6 / 092-710-5535 / 16:00~24:00(LO23:30) / 日曜休み(祝日の場合翌日)
讃岐うどんとつまみで一献!下町風情たっぷりの人気店「Udon Bar Kaine」
町家を改装したゲストハウスに隣接する「Udon Bar Kaine」。利尻昆布、イリコ、4種の節でとる天然ダシと自家製麺で作るうどんを主体に、料理も50種以上を用意する。地酒は福岡が中心で、ワインはボトル1944円~と手ごろ。

「明太バター温玉」(750円)は、明太子の塩気とバターのコク、濃厚な卵黄が好相性。讃岐から仕入れる小麦粉で打つ自家製麺は、キリッと角が立ち強いコシがある。
[Udon Bar Kaine(カイネ)]福岡県福岡市博多区須崎町5-8 / 080-3982-5303 / 18:00~24:00(LO23:00) / 日曜、祝休み
中洲の夜はスルリ 稲庭うどんで締め!「饂飩 岩兵衛」
創業35年以上の老舗「寿司 岩正」で好評の葱鮪鍋。「その締めだけを食べたい」という声を形にした姉妹店。細い稲庭うどんと香り高いダシが飲んだあとの胃に優しい。タコスや水餃子などの多彩な料理も見逃せない。

「葱鮪うどん」(1300円)は、寿司ネタのマグロを注文ごとに切り、麺と共にサッと炊いて提供する。
[饂飩 岩兵衛(がんべえ)]福岡県福岡市博多区中洲4-5-1 / 092-281-0134 / 18:00~翌4:00(LO翌3:30) / 日曜、祝休み
平日も連日満席!うどん酒場の先駆者「つきよし」
“ちょい呑みとうどん”を、15年前から続ける名店「つきよし」。324円~540円を中心とする料理は80種以上、うどんは16種以上と豊富でクオリティの高さにも唸る。なかでも「刺盛り」(540円)と、「かまたま」(594円)は注文必須。

讃岐の小麦粉で手打ちする自家製麺は、もっちり弾む食感。「ごぼ天うどん」(594円)は、風味豊かなダシと、サクサクの細切りゴボウ天がマッチ。
[つきよし]福岡県福岡市博多区須崎町5-7 / 092-282-4030 / 18:10~24:00(LO23:00)、土曜~23:00(LO22:30) / 日曜、祝休み
丁寧に引くダシが主役 締めにうれしい一軒「うどん居酒屋 鶴」
平尾の和食酒場「グルージャ」の姉妹店である「うどん居酒屋 鶴」。枕崎カツオ節、利尻昆布、アゴなどでとる芳醇なダシを使った島原うどんや島原にゅうめんが楽しめる。国産クラフトビールや自然派ワインにも注目。

「海老にゅうめん」(900円)は、「天使の海老」を贅沢に使用。エビの味噌を溶かすと、また違った味わい。
[うどん居酒屋 鶴(つる)]福岡県福岡市博多区中洲3-6-7 ギャラリーヤマモトビル1F / 092-263-6594 / 18:00~翌9:00 / 日曜休み
昭和初期より続く老舗で粋なちょい呑みを満喫「木屋」
現存する博多うどん店における代表格の「木屋」。3代目が作るうどんはアゴを主体としたダシが命だ。夜はうどんに加え、刺身や地鶏料理など約60種が多彩にそろう居酒屋へと早変わり。一人客も多く、気軽に立ち寄りやすい。

「ごぼう天うどん」(480円)の細く切りカラリと揚げたゴボウ天は、ダシによくなじむ。やや細く、口当たりのいいやわ麺とも絡みやすい。
[木屋(きや)]福岡県福岡市博多区冷泉町2-34 / 092-291-6758 / 11:30~15:00、17:00~22:00、土曜11:30~18:00、祝日11:30~15:00 / 日曜休み
古式胚芽麺と酒肴、センス光る無二の味「博多あかちょこべ」
胚芽を混ぜた自家製麺を開発し、博多に伝来したうどんのルーツを再現する「博多あかちょこべ」。京都から仕入れる乾物でとる繊細なダシも自慢だ。「ずぼらうどん」など個性光る一杯に加え、夜の料理も多彩。レアな日本酒と共に味わおう。

「はかた地どりうどん」(880円)は、旨味あるブランド地鶏を贅沢に使う一杯。肉の食感とコクが増したダシは絶品。
[博多あかちょこべ]福岡県福岡市博多区冷泉町7-10 / 092-271-0102 / 11:30~14:00、18:00~23:30(LO23:00) / 日曜、祝日の夜休み ※連休は変動あり
みんなえワイワイ囲みたい、鍋仕立てのうどんすき「大福うどん 本店」
ランチから宴会まで利用できる1950年創業の老舗「大福うどん 本店」。看板は、本店でのみ供する「博多うどんすき」(1人前2700円)。鶏や豚、旬菜旬魚、イワシつみれなど約20種の具材と煮崩れしないコシのある自家製麺で作る、贅沢なおいしさ。

「博多うどんすき(1人前)」(2700円)は、素材の旨味が溶け出したダシが格別。うどんすきのダシで作る博多だし巻き卵(702円)や刺し盛りなど、一品もそろう。
[大福うどん 本店]福岡県福岡市博多区店屋町3-32 中村ビル1F / 092-262-3223 / 11:30~14:30、17:00~22:00(鍋LO21:00、LO21:30) / 日曜・祝日休み、土曜の昼休み
モチモチの手打ち麺と博多名物がそろう注目店「博多うどん居酒屋 泰吉」
糸島産小麦100%の手打ち麺は、博多らしい程よい弾力とコシが魅力。毎月変わる季節限定うどんなど、創作系も多彩にそろう。16:00~は一品料理や水炊き、モツ鍋も登場。低温調理のレバ刺しなど、素材を生かす料理が自慢。

「釜たま明太カルピスバター」(680円)には、高級バターを使用。濃厚な糸島「つまんでご卵」と博多明太子の塩気が絶妙に絡む。
[博多うどん居酒屋 泰吉(たいきち)]福岡県福岡市博多区祇園町4-58 / 92-292-4331 / 11:00~翌1:00(LO24:30)、ランチ~16:00 / 日曜休み(祝日の場合翌日)
九州ウォーカー編集部
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