酒田のラーメン界に出現した“ネオ中華そば”!「中華そば 華煌」

東京ウォーカー(全国版)

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今年も大いに盛り上がった山形のラーメン界。この一年でオープンしたラーメン店の中から、酒田で話題の店を紹介する。

タレ、スープ、麺のバランスが絶妙な新・酒田ラーメン「中華そば 華煌(げっこう)」


週末は地元っ子たちが行列を作る人気店。雪害を被る可能性のある1~2月は、朝営業の代わりに夜営業をする予定


オリジナリティを追求したくっきりと輪郭鮮やかな味わいの同店。2017年12月のオープンから酒田ラーメンに早速新風を吹き込んでいる。

【写真を見る】オリジナリティを追求した看板メニュー「華煌式中華そば」(750円)


看板は、しみじみとした鶏の旨味を主役に、4種の煮干しが醸す穏やかな味わいが脇から支える「華煌式中華そば」(750円)。一見スタンダードな鶏と煮干しで構成されたスープだが、その2つの要素では説明しきれない旨味が潜む。地元・ハナブサ醤油を使い、生醤油と煮切り、チャーシューダレの3種をブレンドした醤油ダレがキレよく調和する。ヒナ鶏から抽出、フルーツを隠し味にした鶏油(チーユ)のミルキーな味わいにうなること必至。

チャーシューもメニューによって使い分けている。国産米とホエーを食べて育った山形の銘柄豚「米の娘ぶた」のバラは、柔らかな煮豚を炙って炎の香りをまとわせている。肩ロースとハーブ鶏のムネ肉は低温調理でしっとりジューシーに仕上げている。

煮干しダシには平子、ウルメイワシ、エソ、小アジの4種を組み合わせて使用。頭や内臓を丁寧に取り除き、すっきりとした香ばしさと酸味を実現している


朝ラーに行列を生む傑作、にぼし中華650円


煮干しダシが主役の「にぼし中華」(650円)も、朝ラーに行列を生む傑作だ。平子、ウルメイワシ、エソ、小アジの4種を組み合わせた煮干しダシのスープには、太縮れ麺がお薦め。「米の娘ぶた」の肩ロースとハーブ鶏のムネを使ったチャーシューも味わい深い。そのほか「朝ラー煮干し」(500円)や「淡麗鶏つけ麺」(800円)、「汁なし」(800円)も人気のメニューだ。

パスタに使われるデュラムセモリナ粉を使った細ストレート麺、多加水のモチモチ太縮れ麺、2つの個性が券売機で選べる


「これまでの酒田ラーメンにはなかった、自分だけの新しい個性でガンガン勝負していきたいです」と語る店長の芝田貴道さん。季節限定メニューや新作も、コンスタントに登場するというので期待しよう。

個性と新作で勝負します!と語る店長 芝田貴道さん


■中華そば 華煌 住所:酒田市砂越字粕町84-5 電話:0234-52-3870 時間:3~12月7:00~9:15、11:00~14:00 1~2月11:00~14:00、17:00~19:00※スープがなくなり次第閉店 休み:月(祝の場合営業、翌火休み) 席数:17席(カウンター5、テーブル4、座敷8) タバコ:禁煙 駐車場:8台(無料)

ラーメンWalker編集部

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