茨城のラーメン界を二分する淡麗vs濃厚その2:「拉麺 時代遅れ」「麺処 諭吉」

2018年12月23日 12:00更新

東京ウォーカー(全国版) ラーメンWalker編集部

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伝説のラーメン職人がまさかの電撃復帰!「拉麺 時代遅れ」

杯数制限に加え、臨時休業もあるので訪れる前に電話で確認するのがベター

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店主の新井芳雄さんは、名店「拉麺 人生」(常総市豊岡町)の創業者。15年に店を2代目に譲り、自らは鬼怒川をはさんだ対岸に「居酒屋人生」をオープンさせ、一人で切り盛りしていた。しかしその店がラーメン店に電撃リニューアル。

【写真を見る】上品な香りと旨味が詰まった"時代遅れ"ではない鴨ラーメン、昭和のラーメン850円

基本メニューは昭和のラーメン(850円)。丼から鴨の上品な香りが立ち上る。ほぼ鴨100%の清湯(チンタン)に熱々の鴨油を合わせている。スープをひと口飲むと、鴨の芳醇な旨味とコクが伝わり、その余韻にうっとりさせられる。スープ自体はあっさりだが、鴨油が多めでコクもしっかり。豚バラロールのチャーシューはトロトロ。メンマは細切りのタケノコ。ピリ辛でコリコリした食感が心地よい。どこか懐かしく、それでいて洗練された唯一無二の一杯。

店でさばいた合鴨の脂身で作られた鴨油。鴨油は販売(400ml/2500円。要事前予約)もしている

合鴨を自らさばいて骨・肉はスープ、脂身は油に

「居酒屋の人気メニューだった鴨鍋をラーメンにアレンジ。国産の合鴨を丸ごと仕入れ、店でさばいています。骨と肉はスープ、脂身は鴨油に使用。鴨油は販売(400ml/2500円。要事前予約)もしています」と店主の新井芳雄さん。

つけ麺900円も見逃せない

つけ麺(900円)もおすすめだ。オイリーな鴨油が橋渡しとなり、サラサラの鶏清湯スープと麺がしっかり絡む。それでいておろし生姜が効き、あと味はさっぱり。

昭和レトロな店内からは鬼怒川の景色を一望できる

「居酒屋は暇でラーメン店にしたら、お客さんが来てくれるかなと思って(笑)」と茶目っ気たっぷりだが、その噂は瞬く間に拡散。1日20杯程度限定で、さらに臨時休業する場合もあり、ハードルは高いが、遠方から訪れる客が後を絶たない。

■拉麺 時代遅れ 住所:常総市水海道元町3459 電話:0297-22-1202 時間:11:30~売り切れ次第終了(目安は14:00ごろ)※1日限定20杯程度 休み:月※そのほか臨時休あり 席数:11席(カウンター5、座敷6) タバコ:喫煙可 駐車場:5台(無料)

代名詞のつけ麺をしのぐ人気の濃厚ラーメン!「麺処 諭吉」

三角屋根の一軒家を利用している

東京の名店で修業し、地元・水戸に戻って「麺処 門つる」を立ち上げ、人気店へと押し上げた古久保 諭さん。諸事情で同店を父親に任せ、自らは新たな店「麺処 諭吉」で再スタートを切った。「基本的なメニュー構成は変わりませんが、心機一転して自家製麺など、細部をブラッシュアップさせました」と古久保さん。

こってりの濃厚味噌スープが体の隅々にまで染み渡る!

豚骨魚介のつけ麺も有名だが、濃厚好きに特に人気なのが白味噌ラーメン(890円)。ドロリとしたスープは豚骨の旨味凝縮。パンチが効いているが、マイルドな白ゴマがアクセントに。ゲンコツや頭骨、背脂などを12時間かけて煮込んだ豚骨スープに、赤味噌を中心に独自配合した味噌ダレを合わせている。こってりと濃厚な豚骨スープを、芳醇な味噌が包み込み、五臓六腑に染み渡る。うどん用の中力粉「薫風」と強力粉「越乃椿」をブレンドした自家製麺ともよく絡み、ヤミツキになる人が続出中!なめらかな舌触りで弾力もしっかり。

白味噌ラーメンは実は赤味噌がベース

「麺処 門つる」から新たに2018年2月再スタートした店主の古久保 諭さん

「白味噌ラーメンという名前ですが、実は使っているのは赤味噌。風味豊かでコクのある北海道味噌で、そこにリンゴの甘味や唐辛子の辛味など、さまざまな素材を組み合わせた、オリジナルの味噌ダレです」と店主の古久保 諭さん。

こちらも人気メニュー、にぼとんつけ麺850円

にぼとんつけ麺(850円)も、もちろん見逃せない。豚骨などを20時間炊き、魚介系を合わせた超濃厚スープ。醤油ダレにも煮干しを大量に効かせている。全粒粉配合の麺は力強い食感だ。

木をふんだんに使った落ち着きある店内。連日開店直後から客が続々と押し寄せ、すぐに満席に

■麺処 諭吉 住所:水戸市双葉台4-596-1 電話:非公開 時間:11:30~14:30、18:00~21:00(各LO) 休み:木 席数:24席(カウンター12、テーブル12) タバコ:禁煙 駐車場:8台(無料)

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