子供が喜ぶコンテンツも充実!トヨタ、日産、ホンダのファン感謝祭3週連続開催レポート

2018年12月14日 17:10更新

東京ウォーカー(全国版)

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今年のモータースポーツシーズンも終わり、参戦メーカーであるトヨタ、日産、ホンダのファン感謝祭が3週連続で行われた。

スーパー耐久シリーズTCRクラスのチャンピオンを獲得したModulo CIVIC TCRのドライバーによるマシン解説がはじまると、あっという間に人が集まった撮影:栗原祥光

三社三様、それぞれ趣向を凝らしたこれらのイベントの様子をレポートする。

どのイベントも「子供が楽しめる」コンテンツを用意

ステージイベントで挨拶をするNISMOのエース松田次生撮影:栗原祥光

どのイベントでも、今年活躍したレーシングカーがファンの前でデモ走行はもちろんのこと、ドライバーや監督から裏話を聞くことができるトークイベントをはじめ、観光バスに乗ってドライバーやチーム監督の解説を聞きながら、そのすぐ近くを通るレーシングカーを見る「サーキットサファリ」や、プロドライバーが運転するレーシングカーやスポーツカーの助手席に座ってコースを一周する「サーキットタクシー」といった体験型コンテンツが用意され好評を得ていた。

観光バスのすぐ横を小林可夢偉のマシンが通過!撮影:栗原祥光
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また、子供たちがレーシングカーに試座できたり、サーキットの職業体験、ゴーカートで遊べるといった、よりモータースポーツが身近に感じられる催しがなされていた。

今年鈴鹿10時間レースに参戦したNSX-GT3に座る子供撮影:栗原祥光

決してクルマ好きの大人だけが楽しめるイベントではなく、子供や一緒に来たママも楽しめるのが、ファン感謝イベントだといえる。その中でもメーカー毎にテーマが異なり、演出も異なっていた。

「おもてなし精神」でファンを迎え入れるトヨタ

ファン感謝祭のトップバッターは、11月25日に富士スピードウェイで開催されたトヨタのファン感謝祭「TOYOTA Gazoo RACING FESTIVAL 2018」(以下TGRF)。

TOYOTAのドライバーや監督が全員集合!

今年悲願であったル・マン24時間耐久レースの制覇と、昨年より復帰した世界ラリー選手権のメーカー別(マニュファクチャラーズ)チャンピオンのタイトルを獲得したトヨタのファン感謝祭には4万人を超える人が来場。早朝から多くの人で賑わいをみせていた。走行はコースだけに留まらず、サーキット全体をラリーステージと見立てたイベントも開催。

【写真を見る】WRCのマニュファクチャラーズ(メーカー別)チャンピオンを獲得したヤリスWRCが大観衆が見守る中でジャンプ!ズ

ラリーカーの同乗走行体験は大変な人気。また、参戦して約30年、20回目の挑戦にして手に入れた「ル・マン24時間レース」のトロフィーや優勝車両である8号車を展示。汚れたままの状態で走行する姿に、訪れたファンは声援を贈っていた。

ル・マン24時間レースを制した8号車のマシンが富士を疾走!撮影:栗原祥光

そのほか、広い富士スピードウェイの施設で、数多くのコンテンツを用意。1日では見きれない、といったボリュームであった。また、選手やスタッフが来場者に丁寧に接する姿が印象的。そこには「来場者に楽しんで頂きたい」「ファンによって支えられている」という、おもてなしの精神を感じさせるものであった。

「クルマ好き」を満足させる日産&NISMO

TOYOTAのファン感謝祭から1週間後、同じく富士スピードウェイで行われた日産自動車のファン感謝イベント「NISMO FESTIVAL at FUJI SPEEDWAY supported by MOTUL」。

NISMO FESITVALでは、NISMOロードカーオーナーによるパレードが行われた撮影:栗原祥光

今年でモータースポーツ活動60周年を迎えた日産陣営は、懐かしいレーシングカーを数多く並べ、歴史を辿る展示としていた。そのいっぽう、今年から参戦する電気自動車の世界選手権「FORMULA E」をフィーチャー。

今年からFORMULA Eに参戦する日産のマシンが国内ファンの前で初走行!撮影:栗原祥光

電気自動車LEAFの自動車庫入れ機能を試すコーナーもあり、日産が今後、電気自動車へとシフトしていくことを明確にする内容としていた。
会場では、自動車部品メーカーのアウトレットセールだけでなく、チームからレースで使用したパーツ類の放出品市が行われ盛況。

レースで破損したフロントウィング。ノーズ5万円、ウイングが5万円というプライスが付いていた撮影:栗原祥光

チューニングパーツメーカーやショップの展示も多く、クルマ好きには堪らないイベントだと感じた。

チューニングパーツメーカーが多数出展していた撮影:栗原祥光

そんな彼らの注目を集めたのがR32だけでなく、R33、R34といった“第2世代GT-R”のレストアパーツの販売開始。GT-Rブランドの根強い人気を感じさせた。

NISMOのファクトリーチューンを受けたBNCR33型GT-R。ちなみに400馬力へとチューニングすることも可能で、そのお値段は430万円前後!撮影:栗原祥光

普段見られないドライバーが愉しむ姿が見られるホンダ

4輪だけでなく2輪も含めると、世界で100を超えるレースカテゴリに参戦するというホンダ。

今年参戦したトロロッソ・ホンダのF1マシンがツインリンクもてぎを疾走!撮影:栗原祥光

そのファン感謝イベントは、意外にもマシンではなくドライバーにスポットを当てている雰囲気を感じた。2輪のライダーや4輪のドライバー達が参戦したマシンで走るのはもちろんのこと、カートや、オートバイ「スーパーカブ」や軽自動車「N-One」でレースをする姿は実に微笑ましいもの。そしてドライバーとファンとの距離がとても近いのも印象的。

ホンダを代表するオートバイ「スーパーカブ」でレース!撮影:栗原祥光

選手や監督がファンからのサインに気軽に応じる姿が、あちらこちらで見られたほか、リラックスした様子で、気軽にファンと話をしたりトークショーをしている姿があった。

トロロッソF1チームのフランツ・トスト代表がパドックに写真:栗原祥光

スタンドの裏に協賛各社のブースが出展されているのは、他のファン感謝イベントと同様であるが、販売ではなく展示がメインといった様子。一部ブースでは応援グッズを安く販売され人が絶えることはなかった。

走行を終えたSUPER GTに参戦していたNSX-GT撮影:栗原祥光

もちろん、往年のF1マシンをはじめ、参戦したマシンを展示や走行が行われ、最後にはこれらのマシンが一堂に会して「Hondaミュージック」の大合唱。来場者からの喝采を浴びていた。

今から楽しみな来シーズン

今年は日本で10年ぶりとなる24時間レースが開催されたほか、Hondaの山本尚貴がSUPER GTのGT500クラス及びSUPER FORMULAのダブルタイトルを獲得した今年のモータースポーツ。来シーズンはF1ではレッドブル・ホンダが誕生するほか、SUPER FORMULAではSF19というニューマシンが登場。

来年のスーパーフォーミュラマシンを駆る山本選手撮影:栗原祥光

また、シビックやゴルフを使ったスプリントレースTCRジャパンシリーズがついに開幕する。

今年スーパー耐久シリーズでTCRクラスチャンピオンを獲得したModulo CIVIC TCR。本来はスプリントレース「TCR」クラスのマシンだ撮影:栗原祥光

他にも、スーパー耐久の強豪チームであった近藤真彦監督率いるKONDO RacingがSUPER GTのGT300クラスに挑戦し、既に参戦しているGT500とダブルエントリーするなど、すでに次の年に向けた準備が進められている。

スーパー耐久シリーズに参戦していたKONDO Racingの「スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R」。来年はGT300クラスに戦いの舞台を移す撮影:栗原祥光

ぜひ来年は、サーキットに足を運んで、モータースポーツを肌で感じてみてはいかがだろうか。

SUPER GTのGT500クラス、23号車「MOTUL AUTECH GT-R」のウイング翼端板には今年一年の感謝のメッセージが描かれていた撮影:栗原祥光

栗原祥光

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