南沙良「オーディションは、自分がどういうお芝居をしたのか覚えていないくらい緊張しました」

東京ウォーカー(全国版)

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「ココア」でドラマ初主演


南沙良さん


「フジテレビヤングシナリオ大賞」受賞作の「ココア」が19年1月4日(金)に放送される。女優、モデルとして活躍中の南沙良さんが本作でドラマデビューし、ドラマ初主演を務める。そこで南さんに演じた役柄やドラマの見どころについてお話を聞かせてもらった。

【写真を見る】南沙良さん


―ドラマ「ココア」への出演が決まった時の気持ちから聞かせてください。

「オーディションを受けて、このドラマへの出演が決まりましたが、自分がどういうお芝居をしたのか覚えていないくらい緊張していました。ですから、出演が決まった時はうれしかったですし、安心しました」

―ドラマ初出演で初主演ですが。

「私自身、主演ということに対して、それほど意識はしていませんが、すごくありがたいことだなと思っています」

南沙良さん


―「ココア」の脚本を書かれたのが、14歳の女子中学生と聞いて驚きました。

「私もすごくビックリしました!最初、台本を読ませていただいた時、すごくステキなお話だなと思いました。でも、その時は中学二年生の方が書かれたと知らなかったので、読み終わって教えてもらった時、本当に驚きました」

「ココア」でドラマ初主演を務める南沙良さん


―演じる「黒崎灯」は、南さんから見てどんな女の子ですか?

「家庭環境が複雑だったり、学校でいじめにあっていたり。年齢は同じ16歳ですが、自分と重なる部分があまりなくて、灯という女の子が自分の中で撮影の直前までピントが合っていませんでした。いろんな面を持っているので、『ここはどうやって表現すればいいんだろう?』と思うところがたくさんあって、何度もリハーサルを重ねました。その時に監督と話し合ったり、お芝居をしながら試していって、少しずつ掴んでいった感じでした。表面的には、明るくてかわいらしくて、ちょっと小悪魔な女の子だったので、楽しいなと思いながらお芝居をすることができました。表面的に、と言ったのは、灯は自分の芯の部分を隠してしまう女の子だからです。でもそこは、私自身、ちょっと共感できる部分かもしれません(笑)」

南沙良さん


―撮影中の印象的なエピソードを教えてください。

「外での撮影が多かったので寒かったです(笑)。でも、春海雄介(歌手になるという夢を捨てきれずに渋谷の街中でギターを引きながら歌う31歳)を演じた渡辺大知さん(黒猫チェルシー)が公園での撮影の合間に、何気なくギターを弾いていたんです。それを聞いているのが幸せでした」

南沙良さん


―このドラマの見どころも教えてください。南さんの小悪魔的なお芝居ですか?

「それも見ていただきたいんですけど(笑)、3人の女の子が主人公で、それぞれの魅力が詰まっているお話になっています。その奥の方にある無防備な部分というか、柔らかくて繊細な部分がキレイに描かれているので、そういうところも感じ取っていただけるとうれしいです」

南沙良さん


―2019年はドラマ「ココア」から始まりますが、最後に来年の抱負などを聞かせてください。

「はい。2018年が詰まり詰まっていた、中身の濃い一年でした。振り返ってみると充実感がありますね。なので、2019年も今年を上回るくらいの濃い一年にしたいと思っています。明るい女の子役はもちろん、グレている女の子、人間じゃない役にも興味があります(笑)。映画、ドラマ、さらには舞台などにも挑戦できればいいなと思っています」

撮影=石塚雅人 取材・文=田中隆信

ウォーカープラス/週刊東京ウォーカー+編集長 野木原晃一

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