乃木坂46のメンバーが出演する「GIRLS REVUE」が開幕！　樋口日奈「運命だったり、何か感じるものがみなさんに伝わるといいなと思っています」

2019年1月11日

東京ウォーカー（全国版）

　乃木坂46の樋口日奈さん、伊藤純奈さん、鈴木絢音さん、そして乃木坂46を卒業した能條愛未さんが出演するレビューショー「GIRLS REVUE」が1月10日にオルタナティブシアターで開幕した。

　「GIRLS REVUE」は、女性キャストのみで構成されるレビューショーで、耳なじみのある曲や、一緒に盛り上がれる曲を乃木坂46のメンバーが披露する。ほかに、劇団4ドル50セントの田代明さん、谷口愛祐美さん、元宝塚歌劇団宙組男役スターの悠未ひろさんが出演している。

　初日公演に先駆けて行われた会見に、樋口さん、伊藤さん、鈴木さん、能條さんが出席。初日を迎えた心境を聞かれると、樋口さんは「約1か月前からキャストのみなさんとの稽古が始まって、ここまですごくあっという間すぎて、始まるのが少し怖いなという気持ちがありますけど、この勢いのまま幕を開けて、どんどんいいものを作っていけるように頑張りたいなと思っています」と、能條さんは「稽古の時から、(乃木坂46の)メンバーが一緒なので楽しいです。公演期間が1か月ぐらいありますし、大阪公演もありますので、日々みんなでブラッシュアップして、どんどんいい舞台に仕上げていけたらいいなと思います」と語った。

　この作品では、一人がいくつもの役を演じている。樋口さんは、王女ノエル、シマウマ、大正時代の幸子、アイドル。伊藤さんは、王女ソニア、火星人ナギノル、直海、アイドル。伊藤さんは、怪盗ネヴィル、大正時代の直彦、火星人サニテス、アイドル。能條さんは、刑事スコット、ライオン、音廻、アイドルを演じる。「それぞれの役に違った良さがあり、雰囲気も全く違うので、自分の中のいろんな色をお見せできたらと思っています」と伊藤さんが話すと、鈴木さんも「2つは男の子の役なので、今まで見せたことがない一面や顔をお見せできたらなと思っています」と続けて語った。

　個性的な衣装にも注目してもらいたいという。それぞれのお気に入りの衣装を聞いてみると、「大正時代の場面で着ている、大正ロマンを感じる昔の服を舞台で着るのが夢だったので、注目してもらいたいです」と樋口さん。能條さんは「刑事のスコットはスーツを着ていて、ちょっと宝塚っぽい雰囲気だと私の中では思っているので、そこを意識しています。悠未ひろさんもいらっしゃいますので、かっこいい立ち姿などを盗みつつ、取り入れていけたらいいなと思っています」と話した。鈴木さんは「あまり詳しくは言えないんですけど、怪盗が変装した時の可愛い格好が好きです」と。そして、伊藤さんは「この制服が、演出家の児玉(明子)さんがすごくこだわってらして、乃木坂46らしさがあって可愛いので、すごく気に入っています」と、会見時に着ていた衣装への思い入れを伝えた。

　最後は、「今回の舞台は、運命だったり、何か感じるものがみなさんに伝わるといいなと思っています」(樋口)、「とにかく仲のいいメンバーなので、足並み揃えて、最後まで駆け抜けられたらいいなと思います。私はグループを卒業して一発目の舞台となるので、覚悟や意志などがみなさんに伝わったらいいなと思っています」(能條)、「今まで経験したことのない“レビューショー”という類の舞台なので、私自身楽しみつつ、役者の皆さん一人一人の個性だったり、そういうものがみなさんに伝わればいいなと思います」(伊藤)、「今回の舞台で始めての出会いもありましたし、仲を深めることもできました。このご縁に感謝し、最後まで楽しみたいと思います」(鈴木)と、このレビューショーへの意気込みを語り、会見を締めくくった。